2012年11月20日の夜のニュースで、民主党の鳩山由紀夫元首相が衆院選不出馬を決めたことを知った。
鳩山元首相と言えば、流行語大賞にもなった「政権交代」をキャッチフレーズに、2009年8月の衆院選で政権交代劇の主役を担った中心人物である。
鳩山氏は、首相になった時に、「次の選挙は出馬しない」と宣言し、その後、「やはり出馬する」と前言を撤回しており、発言がぶれたことで、世間からの信頼をすっかり失った気がする。
不出馬の直接的な理由は、
◇自民党がスピードスケート五輪銅メダリストで知名度が高い堀井学元道議の擁立を決めたこと
◇党議に沿った行動(例:消費増税、TPP参加)を誓約させる公認申請書の提出を義務付けたこと
であろう。
つまり、堀井氏の登場で当選が厳しい上に、自民党を飛び出して民主党を自分が作ったという誇りがあるのだろう。
民主党内では「追い風になる」と喜んでいるフシもあるが、どうなんでしょうね。
これで「消費増税」「TPP」「原発」が総選挙の争点になるだろう。
しかし、その受け皿となるであろう「第三極」の「日本維新の会」の石原代表は、「核兵器保有の研究」を言いだした。
わたしは、個人的には、「脱原発」と「核の研究」は分けて考えるべきで、石原氏の主張は理解できる。
ただ、この時期にこの発言は、多くの有権者に誤解を招くであろう。
第三極は、「自民党、民主党政治に辟易した有権者」の受け皿になるのだろうか?
まだ、流動的な選挙戦だな、と思う。
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