2012年11月19日に、資金管理団体をめぐる政治資金規正法違反事件で刑事被告人となっていた「国民の生活が第一の小沢一郎代表」の無罪が確定した。
19日の夕方に、「国民の生活が第一」の本部で記者会見した模様(ノーカット版)を見たが、この3年7ヶ月を振り返った小沢氏は、
◇最初から何らやましいことはないと言い続けてきたが、まさに私の主張が裏付けられた
◇本当に忍耐の毎日で大変厳しい試練の日々だった
(東京地検特捜部との攻防や法廷闘争に関して)
と淡々と語っていたのが印象的だった。
http://www.news24.jp/articles/2012/11/19/07217965.html
それにしても、「小沢裁判」とは「何だったんだろう??」と思う。
わたしのような一般国民にはよくわからない世界であるが、猛烈な「権力闘争」というものが存在することを、なんとなく国民に気づかせてくれた出来事だと思う。
何度も振り返るが、政権交代が起きたのが約3年2ヶ月前。
さらにその約半年前に小沢氏は、民主党の代表を務めていたが、強制捜査、強制起訴により、代表を降り、「事実上、権力争いから離脱させられた」のだ。
どう考えても、素人目に見ても、当時、民主党代表だった小沢氏をこのまま放置しておくと、来る総選挙で政権交代が起き、そのまま「小沢一郎氏が首相になって政治改革を実行すること」で「困る勢力」がいたわけだ。
今でもそうであるが、当時から、小沢氏は、
◇公務員改革
◇司法制度改革
を政権公約として掲げており、政権を獲った暁には確実に、強烈なリーダーシップをとって実行されることは時間の問題だった。
このよううに、時系列で捉えると、「小沢氏が政治権力をに握る事を阻止」した「勢力が必ずいた」と考える方が自然であろう。
小沢氏は、記者会見で、
「我々も、なんとかして、みなさんとの約束を守らなくてはならないという一途な思いで来たわけだが、時が経つにつれて、どんどん違った、志とは違った方向に行ってしまいました」
「我々が“自民党政権ではダメだ。官僚に任せっぱなしじゃないか。そんな政権ではなく民主党政権に”と叫んだはずの民主党政権が、まさに自民党以上にと言われるぐらい、官僚におんぶに抱っこという形になってしまった」
と語ったが、まさにそうだと思う。
私は、常に、特定の政党を応援・支援することはなく、ニュートラルな目線で、投票行動をとりたいと思う人である。
しかし、現状は、「自民党も民主党も結局は政治理念がなく、官僚任せじゃないか。彼らが総選挙で政権を握るとしたら、どうも納得いかないなぁ」と今は思っている。
話しは少し逸れるが、2012年12月4日に公示され16日に開票される総選挙では、10数もの政党が乱立し「どこを選んだらよいのかわからない」という声が国民から出ている。
確かに、日本共産党以外は、各政党のウェブサイトをチェックしても、細かい政策に違いはあれど、大きく変わらない。
(極論を言えば、日本共産党ですら、他の政党と目指す社会像はあまり変わらない)
そもそも、日本はアメリカのような「二大政党プラスα」の政治を志向していたはずだ。
そのために、政権交代が起こりやすい「小選挙区制」を導入した。
しかし、せっかくの政権交代が起きても、国民が期待する政策は実行されない。
それは、具体的な「政策」で党内が割れ、離党者が出て、政界の離合集散が繰り返されるからだ。
わたしは、政治学者ではないが、この原因に「政党に政策はあってもイデオロギーがないこと」ではないかと考えます。
大昔であれば政治は「資本主義と社会主義や共産主義」というイデオロギーを選ぶものだった。
現代では「どうやら社会構造は資本主義がいいようだぞ」となった。
しかし、資本主義の中でも、例えば、「リベラリズムとリバタリアン」とか「古典的自由主義と新自由主義(市場原理主義)」とか「小さな政府と大きな政府」など『資本主義を基本とする政治においても、イデオロギーに対して大きな対立軸を作ること』は可能なはずだ。
「イデオロギーでの対立軸」の設定をせずに「政策論争」をしたところで、大きな政党ともなれば、「多くの利害関係が絡み合って当選した議員の集まり」なのだから、「すべての政策が一致すること」はない。
そして、その政策に対して同じような主張をする政党に鞍替えする、新党を作って離党する・・・といったことが繰り返されるのだ、と思う。
話しを小沢氏に戻すが、特定の人物を陥れようとしたら、既存の勢力が一致団結して、「ハメる」ことができてしまうのが現実の社会なのだ。
私を含めた一般国民は、大きな影響力がないから「国家権力から睨まれること」はまずないだろうけれど、影響力があればあるほど、「ハメられる」「陥れられる」のが権力闘争なのだ。
言い尽してきた話であるが、わたしたちは、マスメディアや政府が報じる情報だけを鵜呑みにするのではなく、「何が真実なのか」を見極めていく目を持たなければならないと思う。
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