『日本シリーズの「世紀の誤審」はビデオ判定を採用する機運になるかも』

ネットのニュースやブログをみると昨夜(2012111日)の「日本シリーズ第5 北海道日本ハム210読売巨人」(札幌ドーム)の「疑惑の判定」がかなり話題になっている。

ご存知の無い方もいると思うので、「誤審」の様子を振り返ると、

◇四回無死一塁で北海道日本ハムの投手多田野数人投手(4回から2番手で登場)

◇読売巨人の加藤健捕手に投球(加藤選手はバントの構え)

◇柳田浩一球審は、最初は、ファアルの判定

◇巨人の原監督の抗議により、頭部(ヘルメット)への死球と判定

◇多田野投手に危険球退場を宣告

◇北海道日本ハムの栗山英樹監督が猛抗議したが、判定は変わらず

◇苦痛に顔をゆがめて倒れ込んだ加藤は、後の打席で大ブーイングを浴びた

というもの。

表現は適切ではないが、「面白い」のは、柳田球審は、当初「ファアル」と判定し、原監督の抗議で「死球」に判定が覆ったことだ。

柳田球審は試合後の談話として「難しい判断ですが、自分の判断を尊重します」とコメントしたという。

「自分の判断を尊重する」というのであれば「当初の判定であるファアル」で良かったと思う。

「頭部への死球」と判定したことで、無死1、2塁となり、多田野投手は退場と、日本ハム側に極端に戦況は不利になったからだ。

問題のシーンの真相はビデオで見る限り、明かだ。

結論として、真実は、

【ファアルでも死球でもなく捕手が球をそらしただけ】

である。

(注:バットにボールが当たってボールの軌道がずれてパスボールとなったという説もあるが、バットに当たっていないという意見がネットでは多いようだ)

「審判の下した判定が全て」であるから、昨日の結果に対しては、仕方がない。

しかし、今後のポイントは、「なぜビデオ判定をしないのか?」である。

ポール際のホームランなどは「ビデオ」が採用されるようになった。

テレビの視聴者やモニター画面で見ているベンチ、解説者、球場の観客などが「真実を知っている」中で、昨日の判定で現実を知らないのは「審判団だけ」である。

大昔であれば「審判の判断が正しい、はい、おしまい」が通用したと思う。

しかし、これだけ、ビデオが普及し、その性能も格段にアップした今、「えっ?!明らかな誤審がそのまま通っていいの?」と多くの人にはモヤモヤ感は残る。

つまり、「きわどい判定」にビデオ判定を採用しない方が今の時代、ナンセンスであろう。

日曜日の「サンデーモーニング」で張本勲氏がどんなコメントをするのかちょっと楽しみである。

それにしても、テレビ解説の古田敦也氏は、はっきりと「誤審ですね」と言い切ったのは明快で良かった。

古田氏は、球審の柳田氏とヤクルトでチームメイトであったから、言いやすかったのかもしれないが、多くの解説者が言葉を濁しますからね~。

それに比べると、長島一茂氏はモーニングバードで問題のシーンのビデオが流れた後、コメントを振られても、言葉を濁して明言を避けた。

ジャイアンツの野球振興アドバイザーという立場もあると思うが、コメンテイターとしての自分の考えが利害関係に左右され制限されるなら、コメンテイターという仕事はするべきでないだろう。


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