2012年10月25日に石原慎太郎都知事が辞任を表明した。
石原氏が記者会見していた頃は仕事中で、その後、出張先への移動があったので夜のニュースをホテルで見た時はびっくりした。
石原氏が都知事を任期途中で辞任して国政復帰する目的は、「官僚機構のシャッフル」であると記者会見では語っていた。
13年8ヶ月に亘る都政においていつも邪魔してきたのは中央官庁だと。
また、学力低下、待機児童、領土問題などに対する「熱い思い」と「年齢的に最後のご奉公」という気持ちも強く感じだ。
要は「日本は官僚機構によって硬直化しており、一度、ガラガラポンをしなければ、日本経済も国民生活も改善されない」、という強い思いによる都知事辞任と新党立ち上げ表明なのであろう。
各報道機関は、「石原新党がどこと連携するか」が最大の関心事であったが、わたしは「橋下さんを地方自治の首長に留めておくための石原氏の牽制的行動」という点がポイントだと思う。
石原氏は「ワンポイントで私が先発する。橋下さんは(大阪市長の)任期をまっとうすれば改革は完結できる」と発言していた。
まさにこの発言は「オレが先に総理を一期やるから、オマエ(橋下氏)は次にやれ」というメッセージであろう。
石原新党について記者から問われた橋下市長はちょっと憮然とした表情をしていた気がする。
「オレの国政出馬表明をしにくくさせやがって」と。
年末に向けて国政が動き始めた。
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