コミュニケーション不足が原因で職場での人間関係がギスギスしたり、相手の言っていることがうまく理解できなかったり、自分の言いたいことが伝わらなかったり・・・という問題が比較的多く発生しているらしい。
「コミュニケーション不全」は、私が子供のころから一部の社会学者たちを中心に、都市化問題、核家族問題、少子化、地域との関わりが薄い人間関係などを背景として指摘されていた。
しかし、家庭内教育や学校教育を始め、ほとんど何も効果的な対策をしてこなかった気がします。
そして、そのツケがボディブローのようにいま、社会のあちこちで出てきている気がします。
自分のことは、棚にあげちゃいますし(汗)、社会構造や社会環境を変えると言った「抜本的対策」ではないのですが、相手との適切なコミュニケーションを取る上でのポイントがある。
それは、「SOFTEN」です。
「SOFTEN」とは、コミュニケーションを円滑にするコツの頭文字! である。
具体的には、
1)S(スマイル)
微笑みかけると、相手の心は開く
2)O(オープン)
手や足を開くと相手に安心感を持たせ親しみがわく
3)F(フォワード:前かがみ)
前かがみになると積極性が伝わるのかもしれませんね。
4)T(タッチ)
体温が感じられ、心と心が触れ合う感覚が持てて、互いの心が開く
5)E(アイコンタクト)
目を合わせれば心が見え、互いの心がつながる
6)N(ノッド:うなずき)
あなたの言うことを受け入れていますよという、安心感を与える
である。
私は講演会や研修会など仕事で、人前で話す機会が多いが、「今日は話しやすいなぁ、気分よく話ができるなぁ」という日がある。
そんな日は、聴き手側が、上記のような反応をしてくれる時である。
このような反応をしてくれると、「もうちょっと頑張って話をしちゃおうかな」とついつい予定していなかった話もするようになる。
つまり、「講師の引き出しをたくさん開かせる受講生」である。
変な話であるが、人間は理性がある生き物であるが、上記のような点に心掛けるだけも、感情を揺さぶられ、相手とのよいコミュニケーションを取ることができるのである。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ292号より)
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