2012年10月21日に、進路が注目されていた花巻東高の最高球速160キロ右腕、大谷翔平投手が、米大リーグへの挑戦を正式表明した。
今までも、高校生から渡米を決意して、アメリカ野球界に挑戦した若武者は何人もいるが、上位指名(ドラフト1位競合指名)が確実な選手が渡米したのは、初めてだろう。
それにしても、「思い切った決断」だと思う。
会見の様子からすると、「大谷投手自ら」決めたようだ。
会見では、
◇メジャーは(高校へ)入学したときからの夢
◇各国から集まるすごい選手に負けたくない気持ちがある
といった思いがポンポンと出てきていたので、決意は相当固かったのだろう。
リスクは当然、
◇言葉の壁
◇契約金の低さ
◇注目されていない分、優遇された特別視されない
といったことが考えられる。
だが、大谷投手は「体力的なピーク時に渡米したい」と「自分の可能性に賭けた」のだ。
自分だったらどうしただろう。
日本でドラフト指名されれば、契約金1億円、年俸1000万円はおそらく保証されるだろう。
仮に、プロでものにならなかった場合も、契約金を元手に、再出発することができる。
しかし、大リーグ挑戦で、鳴かず飛ばずになってしまったら、再出発する際はゼロからのスタートだ。
また、これまで、日本球界を経ないで大リーグ挑戦して、そこそこ活躍した(している)のは、
◇マック鈴木投手
◇社会人野球からレッドソックスに入団した田沢純一投手
ぐらいだろう。
つまり、活躍できる確率は、日本球界より低い。
このように考えると、自分であれば、大リーグ挑戦は、二の足を踏むだろう。
しかし、私は、大谷選手の決断にエールを送りたい。
2~3年後には、大リーグで活躍する姿を見てみたいと心から思う。
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