2012年9月26日付の「オリコン」の記事によると、「2009年に日本から撤退していたシナモンロールを提供する米国発のチェーン店『CINNABON(シナボン)』が、11月15日に東京・六本木に新店舗を構え、再上陸する」という。
シナボンといえば、1999年にスガキコシステムズ(ラーメン「寿がきや」などを展開するファーストフードチェーン)が吉祥寺に1号店をオープンし、東京、名古屋、大阪を中心に店舗展開して一大ブームとなった。
当時、わたしもブームにつられて食べたことがあるが、通常のシナモンロールより大きくてスイーツが好物なわたしでも「強烈なシナモンの香りと甘ったるい味」で「ひとつたべればお腹いっぱい」の印象が残っている。
しかし、2009年2月28日にお台場店を閉店して日本からは事実上撤退(横須賀基地と宜野湾市のキャンプフォスターに店舗があるが一般人は入れない)していた。
オリコンの記事によると、
◇今回の日本出店はシアトルズベストコーヒーを運営するブランドパートナーズ社が出店する
◇定番商品『クラシックシナモンロール』(1個380円)のほか、シアトルズベストコーヒーも一緒に販売する
◇六本木店は全73席を常備した2階建てで、シナモンロールは焼き上がり30 分以内に提供する
◇シナモンロールとコーヒーはテイクアウトも可能にする
◇サンドイッチやサラダも販売する予定
◇ブランドパートナーズ社は、年内に2号店の出店を都内近郊で予定している
◇2017年までにフランチャイズ展開を含め、50店舗の出店を目指す
という。
私の考えであるが、前回の日本上陸が10年で終わり撤退した背景は、
◆一般的な日本人にとってはシナモンロールが大きすぎる
◆シナモンの香りが強く、砂糖が大量に使用されていて甘すぎる
◆カロリーと栄養バランスを気にする日本人にとっては常食にならない
といった点が「一過性のブームで終わった」原因だと思う。
したがって、上記で示した点を日本向けに改善(ローカライズ)しなければ「シナボン」店舗としては流行るのか、微妙な気がする。
しかし、私のまわりや知人でも「あのシナボンの味が忘れられない、食べたい」という人は多い。
だから「シナボン再上陸」は、結構、多くの日本人が「歓迎」しているはずである。
ただ、今回、シアトルズベストコーヒーを運営するブランドパートナーズ社がシナボンを運営するのだから「既存の日本のシアトルズベストコーヒー店舗のメニューにシナボンを加える」という選択肢もあったはずだ。
現状、日本国内にシアトルズベストコーヒーは「41店舗」(おそらく殆どがフランチャイズ店)ある。
ただ、日本での「シナボン店舗」を運営するブランドパートナーズ社は、
◇シナモンロールの焼き上がりを提供したい
◇ブランドパートナーズ社直営の店舗を日本に出店したい
◇シアトルズベストコーヒーを日本でもっと広めたい
という思惑があって、「シアトルズベストコーヒー店舗」とは違うスキームで「シナボン店舗」を出店することにしたのだろう。
アメリカの会社は、結果論かもしれないが「稼いで稼いで稼げなくなったら即撤退」という「一過性のブーム」に乗った商売をよくする。
代表的なものは百科事典の「ブリタニカ」である。
個人的には「ブームに大きく左右されない経営戦略、店舗戦略」をブランドパートナーズ社には期待したい。
それにしても、早くシナボンが食べたい!
11月15日が待ち遠しい。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ300号より)
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