いろんな組織を訪問していると「会議の目的」が明確に出席メンバーに認識されていないのではないか?というシーンによく出くわします。


ただ、多くの会議では、開催頻度、議事内容、出席者などは決まっているから、「なんとなく」目的も決まってはいるのだろう。

ただ、出席者に「各会議の位置付け」が明確に認識されていないと、それぞれの会議の場が有効で効果的なものにならない。


ビジネスに長けている方なら当たり前の話であるが、「会議の目的」層別すると、一般的には「次の4種類」に分けられる。

◆創造するための会議

◆決定するための会議

◆業務の進捗確認するための会議

◆学習するための会議

である。


例示をあげると、

創造するための会議には、

◇企画会議

◇商品開発会議 など

決定するための会議には、

◇取締役会

◇年度経営計画会議 など

業務の進捗確認するための会議には、

◇目標管理ミーティング

◇営業会議

◇部内ミーティング

◇工程進捗会議 など

学習するための会議

◇各社内勉強会

◇防災訓練 など

である。


この4種類の会議の中で、多くの人が日常的に参加する会議は「業務の進捗を確認するための会議」でしょう。

この会議のポイントは、「次の行動をしやすくすること」です。

具体的には、

◇やるべき事が分かりやすいこと

◇やるべき事が具体的であること

◇やることが納得できること

◇やるための障害が低いこと

◇機会とタイミングが合っている

の5つの点を頭に入れて会議を実施するのが重要です。


会議を効果的に行うには「目的を明確にして参加者の意欲を高めること」が大事です。

これは、プライベートの「飲み会」「食事会」でも一緒ですね(笑)

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ286号より)