第30回夏季オリンピック・ロンドン大会の開会式が2012年7月27日夜(日本時間28日早朝)に行われた。
わたしは、午前4時半に起床して、NHKテレビの前にかじりついて、トータルで約4時間ちょっと、見てしまいました。
開会式の感想は、
◇とりあえず、「感動」した
(特にテムズ川をボートに乗ったベッカム選手からヨット競技で5連覇したスティーブン・レッドグレーブさんに聖火が渡されるシーン)
◇映画監督が演出している開会式だけあって「映像モニター」との組み合わせが斬新
◇産業革命をイメージしたシーンやミスタービーンなど「イギリス的」なもの満載!
◇1996年のアトランタに続くモハメド・アリさんの登場にびっくり!
◇若手男女7選手が聖火ランナーを務める演出も良し
(大会スローガンが「世代を超えたインスピレーション」だし)
◇反面、最終聖火者が「この若者7人」とはしょぼい
(過去の金メダリスト7人に最終聖火はさせるべき!過去のヒーロー達がちゃんと紹介もされず残念!!)
◇ポール・マッカトニーだけじゃなくてリンゴスターやジョージハリスンも見たかった
という感じ。
端的には「おー、えっマジ、うるうる、しょぼ」。
見ていた4時間はあっという間で、全般的には「感動」なのだが、最終聖火がね。。。
個人的にはちょっと不満。
各国の名前が刻まれた「銅の花びら」が集まって聖火になるのは素敵だけど、バルセロナ五輪のアーチェリーでの点火のように、印象に後々残りません。
ロンドン五輪の特徴は、「コンパクト」なのだという。
今回の五輪スタジアムは、約8万席収容できるが五輪後は、座席の半分以上が撤去され、競泳会場も同じように五輪後は施設を小さくして、地域の施設としての利便性を高めるのだと言う。
聞くところによると、今回のロンドン五輪では「マネジメントシステム規格として開発中」の「ISO20121」(イベントの持続可能性マネジメントシステム)を適用して運営しているという。
「マネジメントシステム規格」を適用しての運営ということは、
◇ロンドン五輪の位置付け
◇目標と実施計画
◇運用状況の監視
◇改善
といった仕組みがあるはずだ。
個人的には「顧客や利害関係者の位置付けとその満足度」はどのように今回捉えているのだろう?と思う。
ロンドン五輪は、1908年、1948年に続き64年ぶりのロンドン開催で、同一都市で3度の開催は史上初なのだと言う。
大会は8月12日までの17日間で、26競技302種目を204の国・地域そして個人資格を含めた選手約10900人で熱戦が繰り返される。
「五輪好き」のわたしとしては、しばらく「ロンドン五輪を軸にした行動計画」になりそうです(笑)