ここ数年、「中年太り対策」と「生涯楽しめるスポーツ」として「スキーやマラソン」に取り組んでいる。

スポーツをするようになると、ありがたいことに(笑)、それらをより楽しむために「飲み過ぎ」と「食べ過ぎ」を抑制しようという意識が働く。

スポーツのパフォーマンス向上に欠かせない「食事」について調べていると「空腹力」というキーワードがポイントのひとつであるようだ。

そこで、日本テレビ系で放送されている「世界一受けたい授業」などメディアへの出演が多い医師の石原結實さんが2007年にPHP新書から出版した「空腹力」をあらためて読み返してみた。


ところで、石原さんが名付けた「空腹力」とは「空腹状態に耐える力」のことだ。

石川さんの主張は、「あらゆる病気の原因」に、単純な「食べ過ぎ問題」があるとの前提に立っている。

つまり、結論からいえば、成人病がまん延している現代社会において、私たちが健康な生活を取り戻すためには、「食べないことに耐える力」=「空腹力」を鍛えることが不可欠であると主張しているのだ。


つづく