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2012年7月21日の各メディアの報道で、「東京電力福島第一原子力発電所の復旧工事を請け負った東京電力の子会社の下請け(協力会社)の建設会社が、作業員の持つ線量計を細工し、被ばく線量を低く装うよう指示した疑い」について報じていた。
各メディアの情報を整理すると、
◇線量計を細工した下請けの建設会社は、福島県浪江町の「ビルドアップ」社
◇被曝線量は、労働安全衛生法で適正な計測が義務付けられている
◇厚生労働省が労働安全衛生法違反の疑いで調査に乗り出した
◇ビルドアップ社は東電グループ社の東京エネシスの下請け
◇偽装は、ビルドアップ社の役員が2011年12月に作業員約10人に対して指示
◇偽装方法は、線量計に鉛のカバーをして、被曝線量が低くなるように測定
◇作業員が身につける放射線の線量計を覆うために用意した鉛のカバーは、事前に作業員自身に作らせた
◇線量計は「APD」と呼ばれ、縦97ミリ、横58ミリ、厚さ16ミリ
◇APDは、防護服の下のシャツの胸ポケットに入れ、全身に浴びた放射線を測定
◇APDは、毎日、東電が作業員に貸し出している
といった状況だったようだ。
状況としては「ビルドアップ社の役員が作業員に偽装を指示した」として、それが事実であれば、厚生労働省は、ビルドアップ社を労働安全衛生法違反で行政処分するだろう。
しかし、建設業の構造からして、ビルドアップ社が自ら「偽装」するわけがない。
基本的には、東京電力が復旧工事を担当する東京エネシスに指示し、東京エネシスが現場作業を請け負ったビルドアップ社に指示した、というのが真相であろう。
当然、東京電力や東京エネシスはシラを切り、下請業者が勝手にやったことだ!というだろう。
それにしても、東京電力も、国も必死ですね。
このことは、原子力発電にぶら下がる産学官が、必死に「原子力産業を死守」するために、実態とは違うウソの情報を出しまくっている氷山の一角であろう。
コンプライアンスとは東電は程遠い組織であることがまた露呈したと言っていいでしょうね。
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