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「横断歩道で信号無視して歩行しない」「優先席付近では携帯電話の電源をオフにする」など数々の社会マナーがある。

こういったマナーは、まわりに小さい子供がいる時は、特に意識して守っている。

ただ、個人的に「ほとんど実施できていないぁ」と反省しつつも、未だに守っていないマナー違反が「エスカレーターでの歩行」である。

「エスカレーターでの歩行」は、エスカレーターの普及とともに、自然発生的に広がったもので、「少しでも早く目的地に到着したいというせっかちな日本人」の文化的背景も「エスカレーター歩行が一般化」した理由の一つであるだろう。

一般社団法人 日本エレベーター協会によると「エスカレーターの歩行」は「目的外使用」と位置づけられ、エスカレーターの設計上「歩くこと」を想定した設計とはなっていないらしい。

つまり「歩くことを前提とした通常の利用や緊急時の安全確保までを考慮された設計にはなっていない」ということなのだ。

リスクとしては、

◇緊急停止した際に歩行していると転倒するかの性が高い

◇転倒した場合は、周りの人を巻き込んで2次被害が発生する

◇金属製なので転倒した場合は、軽いけがでは済まない可能性が高い

といったことが考えられるそうだ。

日本エレベーター協会のデータでは、

20081月~200912月までの2年間の転倒事故件数:約1200

5年前:約670

10年前:約420

15年前:約320

とエスカレーターでの事故件数は年々伸びているのだと言う。

(ただし、歩行と転倒事故の因果関係はまだ明確でないらしい)

現在、公共の施設では、例えば、名古屋市営地下鉄、大阪市営地下鉄などで「明確に歩行を禁止する張り紙」が掲示されている。

しかし、ほとんど「抑止効果」はなく、中には「エスカレーター歩行することが常識」で「歩かない人は迷惑な人で非常識」と認識している人もいるらしい。

実際、「関東はエスカレーターの右側は歩行通路」「関西ではエスカレーターの左側は歩行通路」という「常識が一般化」しており、20078月の川崎駅エスカレーターでの「左足親指切断事故」などがメディアで大きく取り上げられても、「エスカレーター歩行は危険でマナー違反」という私たちの認識は広がっていない。

私個人は、最近は「階段とエスカレーターが並列になっている場所」では、歩く場合は「階段を利用」し、エスカレーターに乗る場合は、「歩かない」と決めている。

しかし、「エスカレーターしかない場所」では、上りも下りも、大荷物を抱えている時でない限り「歩いちゃっている」のが現実だ。

人格や性格は一朝一夕には変えられないものであるが、日常行動は「自覚で変える(修正する)こと」は比較的容易だ。

「エスカレーターでは歩かない」を徹底するために、「目的地に向かう場合は、余裕を持って出発する」という基本的なところから、まずは実行してみようと思う。


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