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2012年7月4日の毎日新聞(電子版)によれば、「救急車で患者を搬送中に救急車が全焼した」という記事が報じられていた。
記事によると、
◇救急車が火災したのは7月4日の午後4時5分ごろ
◇場所は、名古屋市緑区大高町熊野山の国道23号を搬送中
◇火災が上がった救急車から名古屋市防災指令センターに無線で連絡があった
◇乗っていた救急隊員3人が患者の70代女性を運び出し、けが人はなかった
◇救急車は後輪付近から火が出て、最終的に全焼した
◇救急車は2010年1月に導入し、法定の検査のほか隊員が毎朝点検していた
◇火災が発生した7月4日朝も異常はなかった
という。
なお、救急搬送中の女性は、「胸の痛みを訴え搬送中」だったそうであるが、火災発生から約10分後に、別の救急車で病院に運ばれ治療を受け、命に別条はないという。
それにしても、救急車は、なぜ火災を発生させたのだろう?
法定点検や日常点検をやっていたことから、一般的な車両の整備はきちんと実施されていたのだ。
救急車が「どのメーカー」のものか定かでないが「同様の事例」が発生しているのか、調査の必要がある。
仮に、「車両自体の設計上、あるいは製造上の問題」であれば、全国を走っているかもしれない救急車に対して、消防庁は水平展開し、緊急点検が必要になる。
この点に関しては、おそらく、消防庁が、全国の消防署に指示を出しているはずであるが、このような「車両の火災トラブル」が続発しない事を願いたい。
また、今回は、不幸中の幸いで、搬送中の女性が無事であったからよかったものの、火災の発生により「約10分遅れ」の搬送だったわけで、患者の症状によっては、危険性もあっただろう。
さらに、今回は救急隊員の迅速な対応があったから、影響を最小限に食い止めたが、こうした「緊急事態の想定」と「対応手順の確立と検証」および「対応手順の周知と隊員に対する訓練」は今後、消防署のマネジメントシステムとしてしっかりと構築しておくべきだ。
話は逸れるが、長野県教育委員会の「緊急事態対応手順」を見ていたら「授業中クマに襲われた場合」という「緊急事態」を想定していた。
きっと、長野県の山間部の学校であれば「ツキノワグマ」が出没すること可能性があるのだろう。
「緊急事態の想定」は、「万が一」いや「億が一」は想定して、対応手順を構築し、関係者に周知しておくべきものなのだろう。
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