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職員数20人弱の険代理店を経営している経営者さんと雑談している時に、

「今の時代、一度、許可をもらえれば、ずっと続けられる商売は酒屋とたばこの販売免許ぐらいだ」

とその経営者さんがおっしゃっていました。

確かに、国家資格や公的資格、民間資格など、仕事をする上で事実上必要な「資格」は数多とありますが、最近では「CPD(継続的能力開発)」と呼ばれる継続講習の受講が義務付けられているケースが多い。

つまり、「一度資格を取得したら一生OK」という資格は世の中からほとんど姿を消してしまいました。

継続講習会では、その資格に関連する世間の動向と諸問題、関連法規の改正点、最新の関連技術手法を学ぶ。

「資格者」側の立場だと「シンドイ」話しですが、資格者からサービスを享受される「ユーザー(お客さん)」の立場でいえば、当然そうあるべきなんでしょうね。

そんなわけで、私もいくつかの「仕事で活用している資格」の維持とブラッシュアップを目的とした講習会に年に数種類参加している。

こうした講習会に参加してためになるのが、

a)講習内容そのもの

b)他の講習参加者の考え方から得られる発想などの学び

c)他の講習会参加者が経験した事例からの学び

d)講師の方の話し方から気づく学び

などである。

a)は「継続講習会」そのものであるから「ためになる」のは当然だが、b)、c)、d)は講習会の副次的効果であり、意外にも「かなりためになる」のだ。

たとえば、私の資格で、組織の経営システムを審査するための資格である「マネジメントシステム審査員資格」がある。

この「審査員資格」は、資格上は「組織規模および業種」を問わずオールマイティなのだが、実際に仕事として審査する組織は、例えば、「中小企業」とか「製造業、建設業」というように限定される。

つまり、各々の資格者が主に経験する「組織規模」や「業種」は、ばらばらである。

したがって、自分がふだん捉えているマネジメントの考え方と各々の資格者が考えているマネジメントの考え方は「ある組織規模や業種のイメージ」を前提にしている。

だから、自分では「常識」と思っていた考え方が、「事業規模や他の業種では必ずしもそうでない」ということに気づかされる。

今までの経験では、こうした「気づき」は、その後のコンサルティングや審査で非常に使える。

このように考えてみると、「スキルアップ研修」の副次的な役割は「テキストや関連図書」を読むことだけでは得られない「気づき」を講師や受講生仲間とのディスカッションを通じて得ることである。

そして、このことが、「スキルアップ研修」の最大の効果と言えるのである。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ286号より)


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