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「平成の鬼平」と呼ばれ、2000年前後には「首相になって欲しい人」と言われた中坊公平(元)弁護士(元日弁連会長)という方がいた。
中坊氏は、「森永ヒ素ミルク中毒事件」「千日デパート火災」「豊島産廃不法投棄事件」など数多くの事件の弁護を経験し、活躍した。
こうした数々の「事件」の弁護経験から小渕内閣では「内閣特別顧問」に任命され、住専問題では、住宅金融債権管理機構(整理回収機構)の社長も務められた。
ちなみに、「おそらく」であるが、検事が主役で木村拓哉さんが主演した人気ドラマ「HERO」の主人公「久利生公平」検事の「久利生」は、人気弁護士である「久保利英明氏」、「公平」は「中坊公平氏」に由来するのではないか?と私は思っている。
話が横道にそれたので、戻すと、この中坊公平氏は「ケンカが好き」だったという。
つまり「売られたケンカは買うし、当然負けないよ」というタイプだ。
「攻撃は最大の防御」ではないが「敵」や「世間から悪」とされる者に対して徹底的、コテンパンにやっつける。
だから、この手の人は「世間の支持を得ている時」は、まさに「ヒーロー」である。
ただ、このタイプの人は「まくしたてて主張するのは得意であるが、批判に耳を傾ける余裕もない」という特徴がある。
つまり「批判を堂々と受け留める」余裕がないので「絶えず攻撃しまくる」わけだ。
私の今までの人生経験でいえば、
「人が“強弁”する時は、実は弱みを隠していること」が結構多い。
(注:強弁とは無理に理屈をつけて、自分の意見や言い訳を通そうとすること)
例えば、「Aさんは学者肌で実社会の実態を知らなさすぎる」と強弁し、相手を攻撃することで人気の人がいるとする。
これを聞いた世間の人は、
「なるほど、学者肌の人は分かってないよな」
とか
「世間知らずのおぼっちゃまが引き起こした問題だ」
などと強弁した人に共感し、同調するだろう。
しかし、実は「強弁している人」も「また然り」であることが多いのだ。
意外に感じるかもしれないが、自分の周りで、口角泡を飛ばして、激しく主張する人は、まさかで、意外な盲点なのだが「自分自身の弱みでもあるから他人にそれを転嫁している」ことが多い。
まさか「猛烈に主張している人自身にも当てはまること」とは、主張を聞いている人はつゆにも思わないだろう。
「攻撃は最大の防御」という格言でいえば、まさにその通りなのだが、逆にいえば「守りに弱い(器が小さい)から絶えず攻撃する」のだ。
百戦錬磨に見える論客であっても、「強弁する人の裏側」が見えると、反論する糸口も見えてくるのである。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ286号より)
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