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2012624日付のJ-CASTニュースによると、20123月卒業の薬学部の学生たちだけは空前の売り手市場で「この世の春」を謳歌しているという。

この理由は、「薬学部の4年制から6年制への移行」が影響しているためだ。

国は、

◇薬物療法の高度化

◇ジェネリック(後発)医薬品の登場で薬の種類が増えた

といった理由で「薬剤師の専門性を高める」ことを理由に20064月入学生から薬学部が「6年制」に変更した。

その結果、留年や国家試験不合格者、博士課程進学者を除き、ストレートで6年制薬学部を卒業するとなると、20103月、20113月の「薬学部卒業生」はいないので、結果的に、国家試験受験者が減り、合格者も減ったのだ。

具体的な数字で示せば、薬剤師試験の合格者数は、

2009年:11301人(4年制最後の卒業生)

2010年:3787

2011年:1455

となり、採用側としては「採用したくても2010年、2011年は薬剤師自体がいなかった」ため、20123月卒業生に求人が殺到し、20123月卒業組にとっては「この世の春」が到来した訳だ。

こればっかりは、「生まれた年と社会背景による」からある意味「運・不運」でどうしようもない。

このJ-CASTニュースを読んで分かったのは、「薬剤師免許を持った卒業生の就職序列」である。

大雑把にいえば、

1)医薬品メーカーの研究職

2)病院などの調剤薬局

3)ドラッグストア

という序列らしい。

ただ、病院などの調剤薬局は「定期採用」というものがあまりなく、「欠員補充」という形式が多いので、「調剤薬局に就職したい学生」と「薬剤師免許を持った優秀な人材を確保したい病院など調剤薬局サイド」のアンマッチが起きるようだ。

したがって、就職率だけを見れば、20123月の薬学部卒業生は、どの大学も就職率が95%以上のようであるが、「就きたい企業や組織」にはなかなか就職できていないようである。

また、採用する側も「なり手がいない」といった理由で閉店・廃業するいわゆる「町の薬屋さん」も多いようだ。

それにしても、素人考えで申し訳ないが、薬学部の卒業生の多くの就職先が「ドラッグストア」であるらしいが、「薬学部を6年制にする意義」はあったのだろうか?と思う。

「知識不足の薬剤師が増えて業務に支障が出ている」というケースは「研究職」など一部の職種ではないだろうか?

もともと「薬学部を6年制にする目的」は「薬物療法の高度化と薬品の種類が増えたこと」による専門性強化である。

しかし、大部分の薬剤師の就職先がドラッグストアであるならば、「4年制のままで国家試験を受験」してもいいような気がする。

ドラッグストアで扱われている医薬品は市販品で種類も限られており「従来の国家試験制度で問題点が多数発生している」とは思えない。

したがって「4年プラスαの知識が必要な人材」は「研究職」など「高度な専門性をもった人材」を必要とする職種が「採用基準」として「修士や博士卒」と定めればよかったのではないだろうか?

なんだか、「薬剤師の6年制」にしても「法科大学院制度」にしても、「大学教育業界」を潤すための経済対策が「主目的」だったような感じがするのは気のせいだろうか。


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