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2012年5月27日付の時事通信(電子版)によると、
「新潟県南魚沼市消防本部は27日午前0時15分ごろに南魚沼市のトンネル爆発事故で、トンネル内に取り残されていた作業員とみられる4人を出入り口から約1300メートル入った地点で発見した。消防本部は同日早朝までに4人をトンネルの外に運び出し、県立六日町病院などに搬送したが、全員の死亡が確認された」(記事より引用)
という。
すでに報道されているように、この爆発事故は、5月24日に発生した。
工事は、大手ゼネコンの佐藤工業が国土交通省北陸地方整備局から「八箇峠トンネルの南魚沼工区」として単独受注し、工期は「平成21年9月から平成24年12月まで」予定で、トンネルの掘削工事自体はほぼ完了していたそうだ。
この地区は、豪雪地帯なので、冬期期間は工事が中断されており、事故が発生した24日は、工事再開に向けた点検作業のために、元請けの佐藤工業と下請企業の作業員がトンネルに入ったのだ。
(亡くなったのは、佐藤工業社員1名、電気工事会社役員1名、集塵機メーカー社員2名の合計4人)
各メディアの報道をチェックすると、発見された4人の状態は、着衣をしていないものもあり、爆風で即死だった可能性も高いのだと言う。
それにしても、疑問が残るのは、「元請である佐藤工業の安全管理体制」である。
この地区の工事は、もともと、天然ガスが発生する地域で、トンネル自体が、当初のルートを変更して工事が進められていたという。
しかも、この24日は「工事再開日」である。
つまり、トンネル内は、「天然ガスが充満していた」のであろう。
土木工事に関わったことがある方や知識がある方ならよくわかるはずであるが、このような大規模工事には「施工計画書」があり、元請会社は下請け会社に対して、
◇入構時教育
◇作業日ごとの朝礼と作業内容の確認と安全確認
をしている。
また、施工計画書には、この現場における「緊急事態の想定」が当然なされているはずで、その教育訓練やKY活動(危険予知活動)、緊急事態に対する想定手順と対応訓練などがされているはずなのだ。
しかし、このトンネルに設置されていた換気設備は「モーターや電気配線にガスが接触しても着火しない防爆構造ではない」らしいのだ。
しかも、換気設備を設置した下請けの「流機エンジニアリング」は「元請けからガスの発生の可能性を聞かされていない」と関係者の話で語っているという。
このあたりは、今後の警察の捜査により、詳しく調べられることになるが、元請の佐藤工業が、
◇施工計画書にトンネル内のガス発生の可能性とリスクが想定されていない
◇トンネル内の設置設備の条件が防爆構造で設計されていない
◇設備発注業者に防爆構造仕様の機器が発注されていない
◇朝礼(作業前確認)で本日の作業に対するKY活動でガス発生をリスクとして見ていない
◇冬季間の工事中断によるガス充満の可能性とそのチェックをしていない
といった状態であれば、「佐藤工業に根本的な事故原因」があったことになる。
もしそうだとすれば、お亡くなりなった方は「気の毒過ぎる」と思う。
この事故は「想定外」では全くない。
完全に「元請会社の安全管理ミス」という人災である。
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