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2012年5月22日付の毎日新聞(電子版)によると、「5月22日午前2時45分ごろに、岐阜県土岐市曽木町のマグネシウム工場兼倉庫「小野田森村マグネシウム」から火災が発生し、土岐市消防本部から消防車7台が出動した」という。
記事によると、
◇マグネシウムが水と反応して爆発する危険があるため放水できない
◇5月22日の午後1時半現在、炎上が続いている
(注:現在は鎮火している)
◇消防は周囲の山林に放水して延焼を抑えている
◇工場は鉄骨平屋約2100平方メートル、廃材のマグネシウムを溶かし、塊にして保管している
という。
高校で化学の授業を受けた人なら誰でもわかる話であるが、マグネシウムは「水と反応すると水素」を発生する。
つまり、そこに火があれば「爆発」する可能性があるのだ。
したがって、マグネシウム屑が発生する工場では、「水と火花」に細心の注意を払っている。
うっかり、濡れた金属製の清掃用具で向上を清掃すれば、水素と火花が発生して爆発炎上する可能性があるからだ。
記事によると、工場は山間にあり、民家からは離れ、ケガ人の発生はなかったそうであるが、だからと言って「管理が緩くていい」と言うものではない。
原因は「雨漏りによるマグネシウムの化学反応」らしいが、工場の点検管理体制に見直しの必要性があるだろう。
また、同じく5月22日のNHK北海道のローカルニュースで「5月22日午後に、苫小牧市で、大型トレーラーが道路脇の電柱に衝突して電線がトレーラーに垂れ下がり、運転していた男性が感電死する」という事故が発生したという。
ニュースによると、
◇5月22日午後3時前に苫小牧市の市道で40トンの大型トレーラーが道路左脇の電柱に衝突して横転した
◇事故により電柱は根元から折れて電線がトレーラーに垂れ下がった
◇運転していた運転手の男性(60)は感電しておよそ1時間半後に死亡した
◇電線にはおよそ6600ボルトの高圧電流が流れていた
という。
ニュースでは「事故を目撃した人の話」として、「トレーラー(荷物は肥料)は走行中に突然、車線からはみ出し、そのまま電柱に衝突した」とのことなので、
◇運転手の居眠りや体調の急変
◇トレーラーの突発的な故障
のいずれかが事故原因であろう。
事故原因が不明ではあるが、事故を発生した上に、感電死とはお気の毒なことである。
それにしても、北海道電力の電柱設計と事故における「想定被害」は現状、どのようになっているのだろうと思う。
今回は「トレーラーが電柱に突っ込んだ」という事故であるが、「電柱の破損と電線の垂れ下がり」は、台風など自然現象でも発生する可能性があるだろう。
そうした「電柱破損と高圧電線の破断」による「被害想定と対策」と言う点で「感電死」は想定がされていないのではないだろうか?
北海道電力は、この事故を契機に「高圧電線の断線による想定被害と対策」を検討するべきであろう。
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