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201251日付けの毎日新聞によれば、中央官庁で、51日より「クールビズ」がスタートしたという。

ご存知の通り、クールビズは、小泉内閣時代の2005年から始まった。

当初は、衣替え期間である「61日~930日」がクールビズ期間であった。

しかし、2011311日の東日本大震災による東京電力福島第1原発事故の影響で、節電対策が求められ、2011年は、クールビズが5月からスタートした。

そして、今年も、相次ぐ原子力発電停止により、電力不足が懸念されるため、クールビズ開始と終了を1ヶ月間延ばして「51日~1031日」とすることになったのだ。

環境省によると、「クールビズの認知度」は9割を超えると言う。

私の感覚的には「クールビズ」という言葉は知らずとも「室温28度に設定し、官公庁をはじめ多くの職場で夏場は軽装で!」と言う新しい生活スタイルは、国民にほぼ100%で定着しているのではないかと思う。

つまり、あまりにもだらしない格好でない限り、空調の設定温度が高く設定されているのに夏場に「ノーネクタイとはケシカラン」という感情を抱く国民や市民は少数派になったと思う。

個人的には「クールビズ=環境対策」という図式は、好きではないが、現在の日本は、経済環境の影響もあり、国民感情として「電力不足に対する節電」「公的機関の経費節減」は「常識であり、あたり前のこと」という感覚であるから、こういったクールビズなどはどんどん推進してもらった方がいいと思う。

仮に「お堅い職場なのに軽装とはケシカラン」という方に「公的機関の電気代を節約し、仕事の能率を上げること」と「空調を効かせて電気代が掛かってもネクタイお着用にすべき」のどちらを選択しますか?と問えば、やはり、現在の日本では「後者」を選ぶ人が多いであろう。

それにしても、時代は変わったよな、と思う。

私が社会人になった約20年前は「夏場でもネクタイ着用&上着着用」が「ホワイトカラー職種の社会人としては当たり前」であった。

いまや、「軽装で仕事相手と応対するのは礼節を欠き失礼」などという概念にとらわれていたら、逆に相手に「あなた、暑苦しいよ」と思われ、ビジネス上も嫌われかねない。

時代とともに、価値観は変化するものなのだ。

話は少し変わるが、沖縄における「衣替え期間」は、一般的に、4月~1130日と、本土より前後1ヶ月延びる。

また、沖縄県では経済振興策として「衣替え期間のかりゆしウェア着用」を推進している。

ちなみに、「かりゆしウェア」は、沖縄県工業連合会の商標登録となっており、沖縄県衣類縫製品工業組合が「かりゆしウェア」の認定を行っている。

「かりゆしウェア」の定義は、

◇沖縄県内で縫製されたもの(布地は県外で生産されたものでも良い)

◇沖縄観光をPRする柄のもの

という2点が条件となっている。

つまり、「かりゆしウェア推進」は、県内産業振興にも寄与しているのだ。

神奈川県の茅ヶ崎市では2003年から衣替え期間の「アロハビズ」を実施しているそうである。

これも、「夏の海水客でにぎわう湘南海岸」をイメージした取組みであろう。

このように、各地域で「自分の地域をアピールし産業振興にも役立つファッションスタイル」をどんどんやるべきだと思う。



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