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プロ野球が開幕して約3週間が過ぎた。

中日の前監督である落合博満氏によると、「オールスター明けまでは勝率5割でいい」野だそうだ。

その理由は、

◇ペナントレースは144試合と長い

◇ホームとビジターで全く勝率の違う球団がある

◇最低、ふたまわり程度しないとその年の戦い方が固まってこない

◇以前と違って、交流戦もある

といったことらしい。

要は、45月(6月はセ・パ交流戦)は、どの球団も手探りの状態だから、「目先の勝ち負けに一喜一憂するな!」と言うことなのだろう。

だから、連敗を避け、勝率5割で推移させながら、それまでに集めたデータを基に、中盤戦、後半戦の戦い方を決定すれば、十分、優勝戦線に残ることができる、と言うことなのだろう。

特に、ここ数年は「日本一」を目指すのであれば、「リーグで3位」までに入っていれば、クライマックスシリーズに進出できる。

・・・とはいっても、昨日(421日時点)では、読売巨人がセリーグの最下位に転落した。

とにかく「打てない」ですね~。

(※私自身はセリーグはヤクルト、パリーグはロッテファン)

特に、左投手に弱く、左投手が先発した試合では「271分」なのだという。

また、「ホームラン欠乏症」に陥っているから、相手投手が巨人打線を脅威に感じず、ズバズバと攻めれているのだそうだ。

その結果、四球(フォアボール)が少ないため、ランナーがたまらず、得点を取得する確率も下がっているらしい。

野村ID野球で育った伊勢孝夫氏が、その「データ収集と分析能力」を買われ、2007年に巨人のコーチとなったことがあった。

伊勢コーチが就任する前年のチーム打率は、25分1厘と12球団最低だったが、就任した2007年は276厘と一転して、12球団トップとなった。

しかし、伊勢コーチは1年で退団となった。

その理由は「コーチ陣の若返り」と言う理由になっているが、伊勢コーチによると、原監督をはじめ、レギュラー選手は、データを全く活用していないし、関心もなかったという。

巨人は、12球団1の「スタープレーヤー」を揃えている球団だ。

もちろん、「叩き上げ」の選手もいるが、甲子園や大学野球で活躍した選手、FAで獲得した選手、外国人選手といった「才能豊か」な選手が多い。

そのため、「もともとの能力が高い選手が多い」のだという。

そういった選手は「データ活用」をあまりしないのだ。

要は、調子が良ければ、「来た球を打つ」ことができるからだ。

しかし、「一流選手」とはいっても所詮、人間。

つまり、好不調の波はあるし、相手投手は選手の癖やデータを分析して対策を取ってくる。

だが、巨人は「データ収集と分析結果の重要性」について、理解が浅く、また、関心が薄いため、活用しようともしない。

別のいい方をすれば「ちまちました野球」は性格的に合わず、自らの「感性」を頼りにした野球をやっても、そこそこの成績をこれまでの野球人生の中では残してきたのだろう。

そのため、「データの重要性を理解して活用して成功してきた選手指導がうまい伊勢コーチの指導」に対しては、「細かいこと言っているなぁ」と言う感じで、興味を持って真剣に聞いていないのだろう。

もちろん、潜在能力が高い選手を数多く抱えている巨人だから、各人の調子が上がってきた時は「打線爆発」となって手がつけられないだろう。

ただ、こんな「感性中心のバッター集団」だから、相手投手陣が「データ重視の投球術」をしてくれば、調子が落ちている時の巨人打線は怖くもなんともないだろう。

まだまだ「巨人の苦戦」は続くであろう。


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