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3月30日にプロ野球が開幕した。
注目されたのは、初の開幕投手を務めた北海道日本ハムの斎藤佑樹投手の出来具合。
多くのプロ野球ファンからは「えっ?!斉藤投手が開幕投手?」に疑問の声も上がっていた。
現状、ダルビッシュ投手が抜けて誰もが「武田勝投手」がエースと思っているからだ。
斉藤投手はオープン戦では3試合を投げたが、いずれも、失点を許して、しかも、ボールが高めに浮く、テレビで見ていてもが「イライラする投球」だった。
しかし、そんな斉藤投手に対して、栗山新監督は、早々と「開幕投手」に指名していた。
栗山監督が斉藤投手を開幕投手に指名した理由は、
◇将来の日本ハムを背負って欲しい
◇「エース」として各チームのエースと対戦させ修羅場をくぐって欲しい
◇高い目標を掲げて期待される役割に対する自覚と闘志に火をつけさせたい
というような目的がおそらくあったのだろう。
開幕前の記者会見などで、栗山監督は斉藤投手に「今シーズンは1勝もできないかもしれないよ」「ボロボロになっても全試合完投させるつもりだよ」と伝えたことを話していた。
これは、栗山監督にとっても、すごい賭けだ。
斉藤投手で負けが混んでくれば、いくら「将来の日本ハムを背負ってもらう人材をだといっても、栗山監督、いい加減にしてくれよ」とチーム内に不協和音が生じることにもなりかねない。
それにしても、栗山監督は、評論家経験が長かったせいか、意外と、プロ野球ファンや視聴者目線の人材の育て方をしている。
つまり、「人気がある選手」「華がある選手」をスターに育てよう!という人材育成だ。
だから、投手なら斉藤投手、野手なら中田翔選手を軸とした選手起用を彼らの調子が悪くとも、積極的に起用していくだろう。
もちろん、最低限の一流選手になるための実力は備えていなければ「人気先行」だけではダメだが、「スターとは華がある選手にチャンスを与え、本人が自分に期待されている役割を自覚することで育っていくもの」との考えなのだろう。
話は逸れるが、俳優の中村雅俊氏が、若手俳優だった頃に、監督やスタッフ、端役の俳優たち全員が「雅俊を一流にしようぜ!」と盛り立ててくれたことが一流俳優になれたきっかけだったとバラエティ番組で述懐していた。
泥臭い、目立たない人にとっては「数少ないチャンスをスターになるためにはつかみ取るもの」でもある。
しかし、素質と華がある人に対しては「チャンスを与えて自覚を促しまわりが創っていくもの」なのかもしれない。
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