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年度末の日となりました。
3月31日が土曜日となると、NHKで月曜から土曜日まで放映されている朝の連続テレビ小説(朝ドラ)の最終回が「年度末の土曜日」となるので「キリがいいな」と思う。
これが、例えば「3月25日が土曜日」みたいな年度だと「4月1日は金曜日」となり、朝ドラの最終回が「3月25日」、新番組の初回が「3月27日」となって、「その年度が終わっていないのに新番組が始まる」ので、なんだかすっきりしない。
一般的な情報番組、例えばバラエティでも、報道番組でも、ドラマでも、「年度で切り替わる」時は、きっちりと「年度末を境」に切り替わるが、NHKの朝ドラの場合は、「月曜から土曜でワンセット」と捉えているのか、年度をまたいだ区切りになるのだ。
「つまらない&どーでもいい」話であるが、個人的には毎年、「ちょっと気になること」なのだ。
それから、今回放送されていた朝ドラは「カーネーション」というタイトルのドラマ。
このドラマは、ファッションデザイナーとして世界的に有名な「コシノ3姉妹の母」をモデルにしたドラマだ。
「朝ドラの主役」は、かつては「オーディションで選ばれた無名の新人女優」が起用されるパターンが多かったが、ここ数年は、オーディションをせずに松下奈緒さんや井上真央さんなど「売れっ子若手女優」が起用されることが多くなった。
カーネーションの主役は尾野真千子さん(30)(主役の晩年期は夏木マリさんが演じた)。
尾野さんといえば、1997年のカンヌ国際映画祭で河瀬直美監督がカメラドール(新人監督賞)を獲得した「萌の朱雀」で主役を務め、河瀬監督と再度タッグを組んだ「殯の森」では2007年のカンヌ国際映画祭でグランプリを獲得した実力派女優さんだ。
しかし、1年以上前に朝ドラの主役が発表された際には「顔はタイプじゃないし、ちょっと朝ドラとしてはおばちゃん年齢だし、美人女優さんじゃないなぁ」とちょっとがっかり。
(※女性のみなさんを敵に回す表現でごめんなさい)
しかし、番組が始まると、尾野さんが、またいい演技をするんですね。
ついつい、時間のある時は見てしまいました。
変な話、朝ドラを見て以来、「好きな女優さん」になってしまいました。
ただ、このカーネーションは、「ご愛敬」とも言えるようなミスをちょこちょこやってしまったことでもネットの世界で有名になった。
代表的なのは「ペットボトル事件」だ。
舞台が「昭和20年代」なのに応接室のテーブルに「お茶のペットボトル」が映ってしまったシーンがあるんです。
現代ドラマなら「もともと応接テーブルに並べる小道具ではない」としても問題はない。
しかし、この場合は、時代考証的にペットボトルは「ありえない」ものだ。
また、私が気づいたものは「個人情報保護法」だ。
この法律は2003年5月23日に制定され、施行は2005年4月1日だ。
しかし、2000年頃の病院のシーンで、主役が「入院していた旧友」の住所を院長先生に頼んで聞き出そうとしたら、婦長から「個人情報保護」を理由に断られるシーンがあった。
もちろん、見ず知らずの他人の個人情報は、法律制定以前から教えてくれないだろうが、「明らかに友人である場合」は、2000年当時は、まだ、ふつうに教えてくれたものだ。
それから、この朝ドラで話題になったのは、視聴者からの評判の良かった尾野真千子さんを最後の1ヶ月は降板させ晩年期(主役年齢72歳~92歳)を夏木マリさんに主役交代したことだ。
普通に考えれば、確かに、「30歳の尾野さんが70歳以降を演じるのは無理があるし、娘役の新山千春さんより主役の方の実年齢が若い」から仕方がない。
ただ、主役が90歳を過ぎた時には、実年齢31歳の新山千春さんは60代後半の役柄だし、孫の里香(実年齢18歳の小島藤子さん)も40歳を超えているはずだが、メイクも服装も明かに若い過ぎる。
NHKも「設定年齢などどーでもいい」ともうあきらめたのか・・・と言う感じだった。
しかし、「年齢設定と実年齢」について、「お芝居なんだから視聴者の皆様、リアリティはお許しを!」としてしまうなら、「最後まで尾野真千子さん」が演じても良かったのでは?と思う。
カーネーションは、私の中の記憶では「朝ドラ初」となる「主役は最終回を迎える前にすでに亡くなっている」パターン。(大河ドラマだと、「龍馬伝」がそうだった)
さて、本日の最終回はどんな終わり方をさせるのだろう?と思う。
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