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人気アイドルグループ「AKB48」のセンターを長きに亘って務めてきた前田敦子さんが、3月25日の講演最終日に「誰かのために」のあとのMC場面で、「グループから“自分の意思”で卒業すること」を発表した、ことが話題となっている。
「前田敦子さんの卒業」と聞いて、
◇AKB48を辞めて何をするんだろう?
◇「AKB48の前田敦子」であって、辞めればタダのひとじゃん
◇「女優」をするにしても、演技力はハンパなくないじゃん
◇「手ブラ」写真集の販売も好調だから、ひとりでもやれると勘違いしているんじゃない?
◇脱退は、事務所の新たな戦略だろう
◇感情の起伏の激しい子だから、思いつきだろう
・・・・・
という声がきっとネット上では駆け回ることだろう。
個人的には、「組織論」で考えれば、「会いに行けるアイドル」がコンセプトの「AKB48」であるのだから、個々のメンバーが有名になって、テレビや映画などそれぞれが求められる活動拠点ができれば巣立っていく(卒業)べきものだと思う。
この辺が、「AKB48」は他の「グループアーティスト」と違う点である。
例えば、ドリカムから吉田美和さんが卒業すれば、ドリカムは解散だ。
それは「ドリカム=吉田美和」だからだ。
しかし、「AKB48」というのは秋元康さん流にいえば「フォーマット」だ。
したがって「AKB48と言うグループに前田敦子というトップアイドルがいる」はアリでも、「AKB48=前田敦子」はダメだ。
そもそもAKB48は、「会いに行けるアイドル」をコンセプトにしており、つまり、「前田敦子に会えなければAKB48ではない」になってはダメなのだ。
例えれば、宝塚歌劇団と一緒である。
「宝塚」という永遠に続くミュージカル劇団であり続けるためには、組織の新陳代謝が必要なのだ。
つまり「宝塚=大地真央」では組織は永続しない。
もちろん、前田敦子さんが、「AKB48」という「アイドル組織集団」について、創設者の秋元康さんは別にして、こういった考えは持っていないかもしれない。
しかし、上から目線な言い方になるが「前田さんは成長しているな」と感じたことがある。
それは、報道されている情報が全てなら、「自分の意思で卒業を決断し、ファンに発表するタイミングも自分で決めた」と言うことである。
前田さんは、具体的に「何をやるのか」は決めていないという。
ただ、次のステップに進むためには「AKB48の前田敦子」では、不安感はたくさんあるけど、それではダメだと自分自身で気づいたのだ。
テレビアニメの不朽の名作「ムーミン」の登場人物の一人であるスナフキンが、
【大切なのは、自分のしたいことを、自分で知っているってことだ
といった言葉が思い出されます。
スナフキンの言っていることは、実は、本当に難しい。
しかし、前田さんは、「自分が進むべき道を歩むためにやるべき事」を理解していた。
選んだ道はイバラ道かもしれないが、彼女の決断にエールを送りたいと思う。
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