【よかったらメルマガ読者登録お願いします♪】↓
(パソコンでアクセスしている方)
http://www.mag2.com/m/0000218071.html
(携帯でアクセスしている方)
http://mobile.mag2.com/mm/0000218071.html
2012年3月23日付のNEWSポストセブンによれば、「近年、テレビ局にタレントや著名人の2世が入社するケースが増加している」という。
記事では、事例として、
◇フジテレビの高橋真麻アナ(父は俳優高橋英樹氏)
◇フジテレビの田淵裕章アナ(父は元プロ野球選手の田淵幸一氏)
◇タレントみのもんた氏の息子(TBS社員)
◇俳優陣内孝則氏の息子(フジテレビ)
などが挙げられていた。
素人目線では、「話題性を上げて視聴者の注目を集めるためだろう」とか「有名人のコネ入社みたいなものであろう」と思っていたが、記事によると、そのような傾向が顕著になっている理由は、ずばり「スポンサー対策」なのだという。
つまり、
◇有名人には多くのスポンサー(タニマチ)がついている
◇有名人の子供を採れば、スポンサーもつきやすくなる
と言う点が背景にあるのだと言う。
テレビ局は「視聴者の皆様に役立つ番組を提供していきます」と言うのが表向きの姿勢であるが、基本的には、ビジネスモデル的に「視聴者よりもスポンサーの顔色をうかがった番組作り」をしている。
もちろん、視聴率が下がれば、番組スポンサーも離れてしまうから、「視聴率を上げる」⇒「視聴者さまのご満足いただき、支持される番組作りを行う」という発想ではあるが、あくまでも優先順位第一位は「スポンサー様」である。
そうなると、スポンサーがつきやすい対策を講じることが、テレビ局の課題となるのだ。
このような採用傾向は、テレビ局に限ったことではない。
私は、学校を卒業した後に経産省の外郭団体職員として社会人生活をスタートさせたが、プロパーの職員は、「経産省職員の子弟」か「外郭団体とつながりのある大学教授の研究生」ばかりだった。
外郭団体は基本的に予算は主務官庁、個別プロジェクトの審議プロセスは大学教授など有識者の力を借りて組織運営をしているから、「持ちつ持たれつの関係」を作るためには、こういった関係者を採用する傾向にある。
話を戻すが、やはりテレビ局は、今のビジネスモデルでは、視聴者に気に入られるよりもスポンサーさまに気に入られることの方が大事な組織なのだ。
またまた話はずれるが、北海道のローカル番組でUHB1994年10月から放送する午前中の情報番組「のりゆきのトークDE北海道」が2012年3月30日で、17年半の歴史に幕を下ろす。
個人的には、社会的なテーマの時もあり、興味深くよく見ていた。
ただ、2011年4月から30分程度、放送時間が短くなり「つまらなくなった」気もしていた。
「番組時間の縮小は打ち切りのサインかな」と思っていたが、やっぱりそうだったのだ。
この長寿番組打ち切りの背景も「スポンサーが取りづらくなったこと」にあるという。
つまり、番組視聴者は「のりゆきさん(フリーアナウンサーの佐藤則幸氏)のキャラクターによるファン層」が多いらしいが、その視聴者層が高齢化し、購買力が弱いため、スポンサーが離れていっているらしいのだ。
そこで、番組を終了させて、視聴者層の年代を下げ、スポンサーがつきやすい番組を目指すらしい。
2011年4月から始まった夕方の情報番組「U型テレビ」(司会はフリーアナウンサーの大村正樹氏と局アナの水野悠希アナ)に力を入れだしたことも局内の予算的な面で影響が大きいのかもしれない。
また、あと番組の司会は局アナ(加藤寛アナ、榊菜美アナ)が務めるという。
番組の視聴者層をリニューアルしたいのと同時に、経費削減も番組終了の目的のひとつなのかな?と思う。
【よかったらメルマガ読者登録お願いします♪】↓
(パソコンでアクセスしている方)
http://www.mag2.com/m/0000218071.html
(携帯でアクセスしている方)
http://mobile.mag2.com/mm/0000218071.html