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俳優の反町隆史さんと松嶋菜々子さんが、世界的なデザイナーが契約していたマンションの不動産仲介業者から5000円万円を超える損害賠償を求めて訴えられているという。
女性週刊誌の「女性セブン(2012年3月15日号)」によれば、
◇反町・松嶋夫妻が飼っているドーベルマンが2012年5月頃に女性の足を咬んだ
◇足を咬まれたのは、世界的デザイナーA氏の奥さん
◇ドーベルマンを散歩させようとしたところ、A氏の息子にドーベルマンがびっくりし、ドーベルマンから息子を守ろうとしたA氏の奥さんが咬まれた
◇反町・松嶋夫妻が住んでいたマンションでは本来、ドーベルマンが飼えなかったが、マンション管理組合に「犬一匹3万円」の管理費を支払うことでオーナーの許可を得ていた
◇反町・松嶋夫妻の愛犬は、日本警察犬協会の訓練試験にも合格していた
◇松嶋さんは、A氏の奥さんの通院にも付き添うことがあり、示談も成立していた
◇しかしA氏家族はマンションから引っ越ししてしまった
◇したがって、不動産仲介業者は、A氏から払われるはずの賃料などがなくなってしまった
ということが「損害賠償の訴えを起こされるまで」の経緯のようだ。
手続き論でいえば、反町・松嶋夫妻は、
◆愛犬は日本警察犬協会の試験に合格した犬である
◆犬を飼うことについてマンション組合の許可も取っていた
◆ケガについて治療費を支払い、示談も成立していた
というから、間違ったことはしていない。
ただ、都心の閑静な高級住宅街で、自治体によっては「危険犬種」にも指定されているドーベルマンを飼うことには無理があったと私は思う。
私の「持論」であるが、最近の「愛犬家」と称される人たちの多くは「犬に対する接し方が間違っている」と思う。
「人間が犬と接する」場合、多くの愛犬家は「犬好きで犬を家族のようにかわいがっている」ようであるが、これは、間違いである。
要は「犬は所詮、動物」なのである。
したがって、いくら躾や訓練がされていても、「理性よりは本能」で行動し、「理性より本性」が出てしまう生き物なのだ。
また、犬の場合、種の歴史として「人間に従属すること」で生きる道を選んでおり、基本的には「飼い主に対しては忠実」であるが、それ以外の人に対しては本能として敵意を持っているものなのだ。
つまり、今回のような「犬が咬みつく、吠えたてる」というトラブルがあると必ずといっていいほど飼い主は、
◇うちの子は普段おとなしいのですが・・・
◇うちの子は人に向かって吠えるようなことはしないのですが・・・
という「言い訳」を聞く。
しかし、例えば、私の住む町の近所で「犬の散歩のメッカ」である「豊平川河川敷」とか「中島公園」では、札幌市の条例で「犬の放し飼い禁止(リードを必ず付けて散歩させる)」にもかかわらず、リードをはずして犬を自由にして散歩させている人が多い。
こういった飼い主は、
◇うちの子(犬)が人に向かって吠えたり、咬みつくはずがない
◇仮に吠えても私(飼い主)の言うことにしたがうはずだ
と思っているのだろう。
だが、何度も書くが「所詮、理性より本能」の犬である。
人間でいえば、「ガマンする」という概念より「興味や本能が優先する幼児」といっしょで興奮すれば、飼い主が何を言ったってしたがわないのが「犬」なのだ。
実際、私は、河川敷や公園をジョギング中に、何度も、リードをはずして散歩している犬に吠えたてられ、咬みつかれている。
その時の飼い主の言い訳は「普段はおとなしいのに・・・」「普段は叱れば言うことを聞くのに・・・」である。
「馬鹿も休み休み言え」である。
ちなみに「リードの役割」についても、愛犬家の多くは間違って認識している。
「犬がどっかに行かないようにするためにリードをつける」のではない。
多くの人が住む町で犬を散歩させるにあたって、
◇周りの人々に安心感を与えるため
◇「お前は外では自由に動き回ることができない存在である」と犬に自覚させるため
にリードは存在するのだ。
話しは逸れるが、薄暗くなった夕方や雨天の日などに車を運転する際に「ライトをつけないドライバー」がいるが、「犬のリード」を同じ思考である。
たぶん、ライトをつけないドライバーは、
◇自分はライトをつけずとも視界良好である
◇ライトをつけなくても安全に走行できており問題はない
と考えているだろう。
しかし、薄暗い日に「ライトを点灯させること」の役割の多くは、周りに車や歩行者に対して「自分の車の存在をわかりやすく知らせること」である。
これらの思考の人が間違っている点は、
「俺は大丈夫」
という独りよがりの考え方である。
社会生活を送る上で「周りに人はどうなんだろう?」という発想が欠落しているのだ。
「相手の状況や心境をうかがい知り、適切な行動と判断力を持つ」ために必要なことは、
◇自分の権利や立場ばかりを主張しない
◇いろいろな経験や疑似経験を通じて多様な価値観を理解する
ことが重要なのである。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ270号より)
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