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2012221日付の共同通信の情報によると、「26歳で自殺した遺族から労働基準監督署に労災認定申請が出されていて、不支給と判断された事案について、神奈川労働者災害補償保険審査官が決定を取り消して、“労働災害”と認定した」ことを報じていた。



自殺したのは、居酒屋チェーンのワタミフードサービスの社員だった森美菜さんで、入社して2ヶ月後の自殺だったそうだ。

自殺時の状況と労災認定理由は、

◇月間約140時間以上の時間外労働

◇休日が殆ど取得できない

◇業務の負荷が主因で適応障害を発病

◇自殺を思いとどまる力が著しく阻害されていた

というのだ。



森さんの手帳には、

・体が痛いです

・体が辛いです

・気持ちが沈みます

・早く動けません

・どうか助けて下さい

・誰か助けて下さい

といった言葉が残されていたという。



わたしたちは、居酒屋さんなど外食産業で、以前より低価格でのサービスを享受できるようになった。

その反面、こうして無理なシフトや長時間労働を強いられる外食産業のスタッフも多いのだろう。



ワタミは、介護サービス事業や教育事業にも進出している。

また、渡邉美樹会長は前回都知事選挙に出馬されるなど、積極的に社会にいろいろな提言も行っている方だ。

ただ、このような「長時間労働による適応障害による自殺という労災」が発生しているところを見ると、ワタミの業務環境のマネジメントシステムは効果的に機能していないと言えるのだろう。

◇管理すべき業務環境は何か?

◇業務環境の維持向上に関する手順はあるのか?

◇その管理手順は法規制上も適した内容であるか?

◇業務環境の管理の責任は誰にあるのか?

◇業務環境が手順通り実施され、管理されていたのか?

◇業務環境は効果的であったのか?

といったことを「外食事業部」だけでなく、「介護や教育、農業」といった他の事業部門の業務にまで水平展開して振り返る必要があると言えるのだろう。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ269号より)


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