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東日本大震災の発生からちょうど「1年」になる2012311日に「第1回京都マラソン」が開催される。



今回この大会が注目されるのは、

◇第1回大会である

◇東日本大震災から1年後の大会である

ということに加え、iPS細胞(新型万能細胞)を開発した京都大学の山中伸弥教授が研究資金集めにマラソンを走ることを発表されたからだろう。



読売新聞の記事によると、

◇国からの研究資金は多額であるが、2014年以降の資金確保のめどはまだない

◇京都大学は2009年度に個人や団体からの寄付を受け付ける基金を設立した

◇しかし研究費について、民間の寄付金額が当初の目標を下回っている

◇寄付金の1年間の目標額は5億円である

◇基金設立後に集まった寄付金の総額は約3億円

だという。



だから、研究生活の合間に体力維持向上目的で走っているマラソンを利用して世間にアピールし、寄付金を募ろうと言う戦略なのだろう。

ただ、記事を読んでいて思ったが、国の予算付けは年度単位であり、「2014年以降のめどは立っていない」って「あたり前じゃないの?」とも思う。

この記事を書いた記者は、国の予算付けの仕組みを知って書いているのだろうか?と思う。



まぁ、それはそれとして、iPS細胞の開発実績は、「ノーベル賞をいつ受賞してもおかしくない立派な研究成果」と言われている。

そんな「日本発」の「ものすごい発明」に対して、京都大学の基金の募り方の成果が「約3年で約3億円」とは少なさすぎると思う。



京都大学出身者は、芸能界にも俳優の辰巳琢郎さんやロザンの宇治原史規さんなどたくさんいる。

この方々にも協力を要請して、京都マラソン参加をはじめ、その他にも、基金を募る方法は、たくさんあったと思う。

著名な「山中教授」が広告塔になってiPS細胞の研究について世間にアピールし、寄付金を集めることには賛成である。

ただ、京都大学の事務職員の役割は「研究者がよい研究成果を上げるために安心した研究環境を作ること」であるはずだ。

もうちょっとそういった認識を強く持って、寄付金集めの方法を工夫するべきではないだろうかと思う。


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