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「逆転の発想」で、口コミで人気が高まり、今年25年目を迎えている「観光ツアー」があるという。

それは、青森県五所川原市で開催される「地吹雪体験ツアー」だ。


雪国の人なら体験があるので想像が付くと思うが、「地吹雪」とは「地面に積もった粉雪が強風で舞い上がる」現象である。

地吹雪は雪国の風物詩ではあり、住んでいるものからすれば、厄介で恐ろしいものである。

雪国で冬に車を運転していて怖いのは、何と言っても「路面凍結によるスリップ」である。

だから、冬の路面は「凍ってツルツル」よりも「ふわっとした雪が軽く積もっている路面」の方が走りやすい。

しかし、自然の強風が吹く、あるいは、対向車や前を大型車がスピードを出して走行していると「地吹雪」が発生して、目の前が全く見えなくなる。

したがって、雪国に住む人間からすれば「地吹雪」は厄介者である。


しかし、この五所川原市で開催されている「地吹雪ツアー」は、そんな雪国では厄介者の「地吹雪」を「観光要素として体験してもらおう」という企画のツアーなのだ。

青森県はご存知のように、78月は「ねぶた祭」などもあり、黙っていても、観光客が来る。

しかし、冬の観光客はピーク月の10分の1程度まで落ち込むのだと言う。

そこで「冬に観光客を呼び込めるイベント」として、逆転の発想で「地吹雪体験ツアー」が誕生したのだと言う。


青森県の観光ガイドによると、主催は「津軽地吹雪会(0173-52-2012)で、「今年のツアーは、2012120日~226日までの金、土、日開催で、「地吹雪トレッキング」やオプションとして「津軽弁ガリっと講座(30分)」や「太宰マントでなりきり散歩(90分)」などを体験するプログラムらしい。


年中通してお客さんが見込めるディズニーランドのようなところは別であるが、自然環境によりオフシーズンがある観光地は、地吹雪体験ツアーのような「観光要素とは程遠いと思われている厄介物」を逆転の発想で、逆に「観光要素」にしてしまう発想が重要なのかもしれない。



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