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言葉や価値観は時代とともに変化するなぁ、と最近はつくづく実感する。
たとえば、衣服に関する言葉。
私たちの世代だと「ズボン」いう言い方をするが、今では「パンツ」という。
私も今風に「パンツ」というようにしているが、どうも「パンツ」というと「下着のパンツ」をイメージしてしまう。
また、生地の「コールテン」は今では「コーデュロイ」だし、「ベルベット」も若い方は「ベルファー」というらしい。
女子の衣服で「シミーズ」と言われたものが昔はあったが、今では「キャミソールにスカートが付いているもの」とでもいうのだろうか?(汗)
あと、ゴム底の運動靴を昔は「ズック靴」といったが、完全な死語でしょうね~。
それから、時代とともに変化する「価値観」にも驚く。
たとえば、私が小学校、中学校の教科書で習った時代の「環境問題」といえば、「公害問題」だった。
つまり、騒音、振動、水質汚染、土壌汚染、大気汚染、地盤沈下である。
それが、高校、大学、社会人となった頃から、地球温暖化、天然資源の枯渇、廃棄物の増大、景観や交通渋滞など周辺地域への影響なども「環境問題」として捉えられるようになった。
しかし、また、その概念は変わってきつつある。
フジテレビ系で放送している「ホンマでっか!?TV」でお馴染みの早稲田大学国際教養学部教授の池田清彦先生によると、「南アフリカで開催されたCOP17(気候変動枠組み条約第17回締約国会議)で日本がロシア、カナダとともに京都議定書の削減義務国からの離脱を宣言したこと」が大きいという。
日本の京都議定書からの離脱は、簡単にいえば現状では「ザルで水をすくっている」ようなものだから、理にかなっている。
2008年のデータによると、CO2の排出量は、中国が全世界の22.1%、アメリカが19.2%で、以下、ロシア(5.5%)、インド(4.9%)、日本(4.0%)と続き、日本が仮に「鳩山イニシアチブでのCO2の25%削減」を2020年までに達成しても、全世界でみれば1%しか削減していない事になる。
さらに、そもそも論でいえば、「CO2による地球温暖化主因説」がすでに崩壊しているのだ。
そのきっかけになったのは、2009年末にクライメート事件によりCOPの理論的根拠となっている「IPCC(気候変動に関する政府間パネル)のデータがねつ造されていたこと」が発覚したからだ。
地球温暖化については、「環境学者」がいろいろな学説を提唱しており、日本人の多くは「CO2が原因」と思っている。
しかし、現在では、「気候変動に最も影響を与える原因は太陽の活動」という学説が世界的には主流となっている。
したがって、今後は太陽の活動が「休止期」に入ると言われ、むしろ地球は寒冷化していくとの予測がされているのだ。
そんなこともあってか、ここ最近は、「環境問題」を捉える際は、
◇いわゆる公害問題
◇天然資源、廃棄物、地域社会への影響
以外に、
◆ライフスタイル、仕事のやり方を改善して結果的に環境負荷を減らそう
◆ミスやロスといった活動を減らして環境負荷を減らそう
◆災害や事故想定し、未然に防止して環境負荷を減らそう
◆上記について取引先等に情報提供を適切に行い社会全体で環境負荷を減らそう
◆自分達の役割に応じた「環境負荷低減に間接的につながる活動」を推進しよう
という考え方に変わってきている。
したがって、例えば、「大学」が取組む「環境」であれば、
◇適切な環境知識を有した学生を育成する
◇環境関連の学術論文や研究成果の質を高める
◇環境関連の公開講座の開催と参加者を増やす
といった活動までもが「環境問題」という概念に変わってきている。
いまだに『環境』について、「いわゆる公害」あるいは「地球温暖化」などだけのイメージで捉えていたら、ともでもない間違いである。
時代ともに変わる「価値観の変化」を適切に捉えていなければ、時代遅れの人になってしまうのである。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ264号より)
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