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(その1からのつづき)

問題設定力を学ぶ以前の多くの人や組織は、
・問題を見ても見ないふりをする
・問題をあいまいにして誰も責任を取らない
・問題とその解決方法が不明瞭で放置する

そういう体質が続くと、

「組織全体の存続が危うくなる」

という事態にもなる


では「問題を設定するための“気づき”の視点」はどのように考えたらよいだろうか?

ポイントは、「問題に気づくことができるか否か」

である。

「問題に気づくための4つの視点」には、

1)発生型の問題

現状のあるべき状態と現在の状態の差を問題とする

つまり、トラブルが起きたり、不良を作ってしまったり、納期に遅れてしまうなどの状況が、「発生型の問題」

2)理想の追求による問題

日常の中で「この仕事は1時間以内でする」とか「クレーム件数を年間で5件以内にする」などさまざまな基準が暗黙の中で設定されている。

その基準を明確にすることで、その基準の理想的な状態と既存の基準の差を問題とする
3)将来を見通して想定する問題

社内の要請(業務の効率化など)や社外の要請(顧客要求や競合他社の動向の変化、法規制の変化など)により将来を見通して、起きそうなことを問題として設定する

4)ありたい姿との差による問題

将来にどうなりたいかを考えて、将来にありたい姿と現在の姿の差を問題とする

(現状の前提を発想転換してありたい将来像を描く)

がある。


ちなみに、「問題設定」について「問題がないは禁句!である」という認識を持つことが重要である。

別の言い方をすれば、

「問題がない」は「問題を見つける力がない」ということである。

「問題がある」ということを言うと、

「問題を解決できていない自分の落ち度を露呈することになってしまう」

と危惧する人もいるのだろう。

しかし、業績が良好な企業や成長している企業では、社員が、

「問題があるということを否定的に捉えていない」

傾向がある

それは

「問題があることを前向きに捉えることができ、着実に解決していく体質がある企業」だからである。

(その3につづく)

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ157号より)



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