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14年連続3万人を超える「自殺者大国」といわれる日本。
その「自殺対策」として内閣府が3月の「自殺対策強化月間」のキャッチフレーズとして決めた「あなたもGKB47宣言!」について、「見直し論」が国会で出始めている。
2月6日付の各メディアの報道では、
◇6日の予算委員会で松浦大悟氏が「『AKB48』をもじったものだ。GKBは若い人たちの間ではゴキブリを意味する言葉だ。人の生死と向き合う自殺対策の言葉としては不適切だ」と撤回を求めた
◇6日の参院予算委員会で石井一委員長が、委員長としては異例の「見直し要請」を政府に行った
◇自殺対策を所管する岡田副総理は石井委員長の要請に対して「見直しが可能かどうか事務方に検討するよう指示した」ことを記者団に明らかにした
などと報道していた。
ちなみに、キャッチフレーズとなった「GKB」は「ゲートキーパー・ベーシック」の頭文字の略で、「47」は「47都道府県」の意味だそうだ。
ただ、「ゲートキーパー・ベーシック」と聞いても、ピンとこない。
「ゲートキーパー」とは、「自殺のサインに気付き、話を聞いて専門相談機関につなぐ役割が期待される人」のことで、「ベーシック」には「専門家以外の一般参加者」を期待する意味があり、「47」には、「自殺への取り組みを身近なものとして全国に広げよう」の意味だそうで、説明を聞けば「なるほど」なのだが、確かに、瞬間的には「GKB」は「ゴキブリ」の略にしか見えない。
ただ、私個人としては、この「GKB47」のニュースで「ゲートキーパー・ベーシック」という言葉と「自殺対策には自殺のサインに気づき専門家に繋ぐ重要性」を知ることになったので、よかったですけどね。
しかし、確かに「自殺対策」のような「根の深い問題」は地道に、かつ、継続的に活動するもので「キャンペーン」のような「一過性」の活動ではない。
「営業強化月間」のように「広告宣伝資源を集中させて製品やサービス、社名、ブランド名の認知度向上」を狙った活動には「キャンペーン」というのは効果があると思うが、「自殺対策」のような問題は「お祭り的活動」で盛り上げるものではない。
したがって「不適切で不謹慎」といわれてもしょうがない。
このキャッチフレーズを印刷したポスターなどはすでに準備が始まって、完成もしているという。
さて、内閣府はどんな「対応処置」を取るのだろうが注目したい。
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