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2012年2月3日号の週刊ポストに「全国の変な給食」が取り上げられていた。
記事は、『変な給食』『もっと変な給食』(ブックマン社)という著書がある栄養士の幕内秀夫氏の指摘がきっかけになっている。
幕内氏の主張は、「健康レシピをいくら家庭で実践したところで、給食に問題があれば元も子もない」というもの。
例えば、
【沖縄県浦添市の給食メニュー】
◇焼きそば
◇串カツ
◇ワッフル(ココア味)
◇茎わかめサラダ
◇牛乳
【京都府船井郡の給食メニュー】
◇キムチチャーハン
◇小型パン
◇わかめスープ
◇デザート牛乳
これらの給食は、素人が見ても、『炭水化物に偏っている』事が分かる。
マラソン競技のように長時間運動し、エネルギーを消費するスポーツの前なら「エネルギーに変換しやすい炭水化物を多く摂取すること」は、理にかなっているが、日常の給食がこれでは、問題であろう。
また、学校給食は、基本的に教育上の観点から、
「主食」「副食」「間食」に区分けされて献立表が作成されるのだと言う。
しかし、京都の場合では、「主食が小型パン」「副食がキムチチャーハン」なので、「ご飯をおかずにパンを食べる」という献立なのだ。
大阪の人なら「ご飯にお好み焼き」とか「ご飯にタコ焼き」という「炭水化物をおかずにする」ことは常識かもしれないが、栄養学と教育上の観点からは、あまり好ましくないだろう。
また、私個人は全く平気であるが、「キムチチャーハンと牛乳」という組み合わせも、家庭であれば違和感がある。
ご飯ものを給食の献立に入れたなら、緑茶とかウーロン茶とかせめて紅茶とか、お茶系の飲み物にする必要があるのだろう。
それにしても、学校給食の献立作成には「管理栄養士」がいながら、なぜこうなるのだろう?
私は「全国学校給食会連合会」にカギがあるように思う。
詳細は私も詳しくないが、確か、学校給食に参加できる納入業者というのは決まっていて、すぐに切り替えができる仕組みになっていない。
要は、一度、入り込めば、ある程度の受注が見込める「利権」なのだ。
したがって、管理栄養士は、本当は別の献立を企画したくても、「使わざるを得ない食材」があり、メニューのローテーション上、幕内氏が指摘するような「変なメニュー」が誕生するのではないだろうか。
そう考えると、管理栄養士さんのみに「変なメニューの責任」押し付けることはおそらくできないだろう。
どの世界にも「利権」が存在するものだよなぁと思う。
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