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2012年1月26日付の読売新聞によると、愛知県庁の西庁舎にある倉庫から帳簿に記載のない大量の切手やはがき(約1311万円分)が見つかったことを、愛知県が26日に発表したことを報じていた。
記事によると、愛知県で2008年秋に国の補助事業をめぐる組織的な不正経理が発覚し、全庁で不適切な現金や物品の管理がないかを調べたことがあったそうであるが、今回見つかった切手やはがきは、その時の調査では見つからなかったという。
今回見つかった切手やはがきは、土地水資源課の職員が23日に、西庁舎地下3階の倉庫で、段ボールの中から、袋に入った1円~1000円の16種類の切手計8万915枚と、官製はがき計331枚を発見したという。
愛知県によると、購入時期は分かっていないが、見つかった袋には1989年~94年のスタンプが押されたものがあったという。
愛知県では、記者会見した山田地域振興部長が「今のところ、個人的に使ったという話はなく、裏金のようなものとは考えにくい」と述べているというが、どうだろう?
また、「1988年~96年にかけて、地価の高騰を背景に、土地取引の手続きなどで大量の書類を発送する事務が集中してため、事務が滞らないよう、まとめて購入・保管していた可能性がある」と説明しているらしいが、これも、微妙ではないだろうか?
というのも、役所で、大量の書類を発送する予定があれば、「別納郵便」で対処するはずであり、わざわざ「郵送物に切手を貼って投函するケース」はないだろう。
勝手な憶測ではあるが、おそらく、状況から想像して、「裏金」、あるいは、「部内の年度内予算消化のために切手やはがきを購入した」というのが実態ではないだろうか。
そもそも、当時の役所には「切手やはがきの購入量」と「切手やはがきの使用頻度に対して適切な購入量であるか否か」を監視する仕組みはなかっただろう。
細かい管理をするならば、というか、組織管理の常識的な話として、私が過去にサラリーマンとして勤務してきた組織では、切手を使用する際に「何円切手を何枚、どこに発送する郵便物に使用したのか」を「台帳」に記載する仕組みがあった。
百歩譲って「一般事務備品扱いにしている切手に関しては、日常業務が煩雑になるので、使用数量の管理をいちいち記録していない」という理屈もあるとは思うが、そうだとしても、「毎年の業務量」と「購入した切手やはがきの数量」をチェックしていれば、「適切な購入量であるか?、あるいは、使用量であるか?」といったことが把握できるはずだ。
私がコンサルティングで過去に関わった企業の例でいえば、その会社は、現場から「資材の購入依頼書」が発注部門に回ってくれば、発注部門はなんの疑いもなく、伝票を切り、資材を注文していた。
そして、経理部門は、年度末に、資材倉庫で、会計管理上の都合から「在庫管理」(倉庫に資材がどれだけ保管されているかのチェック)をしていた。
しかし、この管理方法にはリスクがある。
つまり「購入した資材数量=その資材を使用する製品の生産数量+不良品の発生などロス数量+在庫数量」という図式が理論上は成り立つはずであるが、そういったチェックは実施している管理ではない。
実際、その会社では、その購入した資材を「個人的な利用」や「資材の横流し」としていたケースが見つかったのだ。
それにしても、愛知県庁の担当部長が記者会見で説明した説明は下手だ。
説明では「郵送事務に疎漏が生じないようにするために大量の切手やはがきを購入した」といっているようだ。
しかし、この説明では、世間の多くの人が「そういう事情じゃしょうがないか」という納得感がまるでない。
もちろん、「はい、おそらく年度予算を消化するために切手やはがきを買いました」と記者会見で言えないのはわかるが、うーん、・・・苦しいいいわけだなぁ、と思う。
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