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この記事によると、
◇ネットカフェの密室は犯罪を誘発するという理由から府警が風俗営業法を厳格に適用
◇全国に先駆けて扉の透明化や撤去などを指導
(例:木製のドアから透明のアクリル板のドアへ変更)
◇府警の指導に対する違反店舗の摘発にも乗り出したことで指導が徹底された
◇府内で約30店を展開する運営会社は、変更により8~10月の売り上げが大半の店舗で前年比20~5%減少した
という。
それにしても、「なぜネットカフェの取り締まりがこんなにも厳しい」のかと思う。
確かに、ここ数年を振り返っても、放火事件、犯罪を呼び掛けるインターネット上の書き込みなど「ネットカフェが犯罪の舞台」となったケースはある。
しかし、それらに対しては、例えば「ネットカフェの匿名性」に関しては、東京都では、2010年に「インターネット端末利用営業の規制に関する条例」を施行し、入店時の身分証明書の提示・確認義務を定めた。
また、放火事件については、消防法の厳守、監視カメラの設置などで十分に対策はとれているはずだ。
また「個室」に関しては、風俗営業法の詳細は調べていないが、「個室営業」は風営法の適用になり、「風営法の許可店」としての届出が必要になる。
しかし、「許可店」となればなったで、「原則24時までの営業」となり、「24時間営業」をウリとするネットカフェにとっては致命的だ。
そこで、大阪府警のように、「扉をアクリル板にするなど通路から丸見えの状態」にすることで「個室状態」からの解消を指導したのだろう。
ただ、従来から「個室」といっても、各ネットカフェは、風営法を意識して「目隠し的なサイズの扉」(※腰付近から下は扉がなく、上も背が高い人なら覗ける)を設置しており、「完全な個室」ではそもそもない。
アクリル板にしたら、通路からの視線が気になって落ち着かないから、利用者が減少するのは当然だろう。
世の中が不況であるから、ネットカフェが、
◇簡易宿泊所と化している一面がある→ホテル業界からの反発
◇マンガが自由に読め、DVDなど映像をダウンロードできる→出版業界からの反発
というように、既存の業界からみれば「ウザい存在」であるのはわかる。
しかし、私のように、「出張が多く、出先でコピーや印刷をしたい人」には、ネットカフェはとても便利な存在だ。
つまり、世の中に相当役立っているサービスである。
大阪府警が実施した指導は、「犯罪の誘発解消」という大義はもっともらしいが、「ネットカフェを利用したことのない実態を知らない人たちが考えた新業態イジメ、ビンボー人イジメ」にしか映らないのは私だけではないはずだろう。
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