【よかったらメルマガ読者登録お願いします♪】
(パソコンでアクセスしている方)
http://www.mag2.com/m/0000218071.html

(携帯でアクセスしている方)
http://mobile.mag2.com/mm/0000218071.html


20111212日付の朝日新聞(電子版)が「大学入学試験のネット割」について報じていた。


記事によると、

◇インターネットで願書を出せば受験料を割り引くサービスを始める大学が増えた

◇ネットとは逆に、願書を窓口に提出すると割り引く「持参割」を設ける大学もある

(日本福祉大)

◇全国でいち早くネット割を導入した中京大の出願者は前年より約3千人増えた

(今年度は合計で約23千人になり、ネット出願者が9割を占めた)

◇中京大のネット割の1回の受験料の割引は5千円

◇「センター試験利用」など3つの受験方式を組み合わせると最大7万円が25千円

3受験パック)

◇パックを組み合わせて、たとえば5つの方式で受験すれば、115千円の受験料が35千円

◇大学にとっては、検定料収入は減るが、記入の誤りが自動的にチェックできるため、人件費が減った

◇中京大では人件費分の浮いたコストを受験生に還元した

◇帝京大では、入試方式の違いで受験が複数日となる場合に、1日あたり千円を割り引く

なのだという。


記事を読んだ感想は、大学入試でもようやく「ネットを利用したサービスができたのか」というのが正直な感想だ。

全大学の定員と大学志望者数が逆転し、大学を択ばなければ、志望者全員が入学できる時代になった。

しかし、現実には、難関大学や著名な人気大学に志望者は集中し、不人気校では、大幅な定員割れと廃校が相次いでいる。


また、大学受験料もかなりの額になる。

現在、大学の受験料は、だいたい

◇センター入試(3教科以上)18000円(2教科は12000円)

◇国公立大2次試験 17000

◇私立大(センターを利用しない一般入試)30000円前後

◇私立大(センター利用)10000円~25000

ぐらいである。


つまり、例えば、一般入試だけで、私立大を78校受験すれば、余裕で20万円以上になる。

受験料の割引は、受験生の囲い込み(とりあえず追加で受験しておくか)につながることは間違いないだろう。


ネット割や地方受験について、識者の間では「大学を直接見ずに受験するとミスマッチが起きる」という。

確かに、そういう一面もあるだろう。

ただ、私の四半世紀ほど前の経験でいえば、私自身は、優先順位の高かった志望校へは、足を運んでキャンパスや周辺地域をチェックしていたが、最終的に入学した大学は、全国に散らばるその大学の校舎で受験できたので、入学したキャンパス自体には入学するまで見ていない。

また、友人の中には、「日本大学=東京」と勘違いしていて、合格した後に「郡山(工学部)」「三島(国際関係学部)」といった地方校舎に旅立つ者もいた。

しかし、その後、みんなちゃんと4年間で卒業し、学業とサークル活動を充実させていた。

まさに「住めば都」の精神でキャンパスライフを自分で充実させればいいのだ。


地方大学だと他大学と交流が無くて、人脈形成ができないと言われていたが、私は東京近郊の大学はもちろん、青森や宮城、福島など地方の大学とも交流があった。

また、競技人口の少ないスポーツと出会い学生連盟を立ち上げ、世界選手権にも出場させていただいた。

「環境が充実していない」と嘆く前に、まさに、「求めよさらば与えられん」(与えられるのを待つのではなく、自ら進んで求める姿勢が大事であるの意)である。



【よかったらメルマガ読者登録お願いします♪】
(パソコンでアクセスしている方)
http://www.mag2.com/m/0000218071.html

(携帯でアクセスしている方)
http://mobile.mag2.com/mm/0000218071.html