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2011年12月9日付の時事通信(電子版)によると、日本相撲協会 は9日に開催された「公益法人制度改革対策委員会」で、公益財団法人への移行に向け改革を迫られている「年寄名跡」の扱いについて協議し、「売買を一切禁止」して最終的に協会が一括管理する案をまとめたという。
記事によると、
◇年寄名跡は、年寄の退職金に一定額を上乗せする形で順次、協会が買い上げる
◇年寄名跡はもともと売買禁止が前提とされていた
◇年寄名跡は実際には、多額の金銭でやりとりされており、公益法人化への課題
◇名跡の売買など違反者には罰則を科す方針
◇退職金に上乗せする額や入手金額の差異による支払額の差は今後詰める
のだという。
ただ、「退職金への上乗せ」は「関係者に対する利益供与」と見なされ、公益法人に関する法律に「抵触する」との見方があると言う。
また、この日の委員会では、理事の数を15人いないと氏、協会と力士との契約関係の整備についても話し合われたという。
この記事を見て、年寄名跡の件は「根が深いな」と思う。
そもそもは、売買できないものなのに「親方として定年退職するまでお給料をもらえる権利」として「売り買いしていた」事実を協会が黙認してきたことが大問題である。
ただ、「年寄名跡の売買禁止&協会一一括管理」を完全実施するのであれば、現在、年寄名跡を所有している人が高額で購入したのに、「タダ」で協会に引き渡すことになると、「ババ」をつかまされることになるので、「公営法人関係法上の法律論」は大目に見るしかない気がする。
しかし、それよりも、大相撲が「スポーツ興行団体」なのか「神事としての伝統芸能」なのか、はっきりさせるべきであろう。
私は、実質的に大相撲は「スポーツ興行団体」だと思っている。
したがって、プロ野球やサッカーのように「現在の部屋制度」を解体して「部屋を株式会社化」して、参入可否を協会が審査する形式にして、運営するのがいいと思う。
または、ゴルフなどのように「プロテスト」を設け、選手にスポンサーを付け、賞金制にする。
スポンサー制にすれば、関取のメディア露出も増え、凋落傾向にある大相撲人気の復活もあるだろう。
そもそも、現在、「新弟子検査」(健康診断と身長・体重)さえパスすれば「プロ力士」というのは、おかしな気がする。
また、力士は「ふんどしとまわし、足袋」程度しか身につけないから、タオル、サプリ、飲料などしか関連商品でのスポンサーは付かないかもしれないが(笑)
大相撲改革をするのであれば、「年寄名跡の協会一括管理」だけでは、根本的な改革になっていないと思う。
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