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2011年12月3日付の読売新聞電子版によると、「坂本弁護士一家殺人事件」「松本サリン事件」「地下鉄サリン事件」などを引き起こしたオウム真理教から分裂し、上祐史浩氏が代表を務める宗教団体「ひかりの輪」の、「外部監査人」として河野義行さんが就任することになったと報じていた。
「外部監査人」とは「第三者に活動を監視してもらうため」に「ひかりの輪」が新設した組織機構である。
また、「河野義行さん」といえば、まさに、1994年に起きた「松本サリン事件」の被害者で、奥さまが長い間、加療生活を余儀なくされ、2008年に亡くなっている。
「ひかりの輪」は、設立目的を、「オウム真理教の総括と反省のもと設立した」としており、
◇特定の崇拝対象を持たない
◇信者や大衆を救済するという理念はない
◇人々に癒しをもたらす奉仕を提供する団体である
◇オウム被害者への賠償を続ける
◇オウム信者のオウム・麻原信仰からの脱却を支援する
◇身寄りの無い信者の生活を扶助する
といった思想・信条をもち、活動を行っている。
このように「ひかりの輪」は、「麻原崇拝からの脱却」を目的のひとつとしているわけであるが、公安調査庁は、「ひかりの輪」の構成員の多くが「オウム真理教」時代からの信徒であることなどを理由に「松本智津夫の影響下にあり団体規制法 に基づく観察処分対象」と「ひかりの輪」を位置付けて、査察を実施している。
つまり、「ひかりの輪」としては、組織自らとしても「麻原崇拝からの脱却」「サリン事件などの被害者救済」「人びとに癒しを提供する団体」といった設立目的に即した活動を示し、周辺住民との融和の必要性に駆られたのであろう。
河野さんを含めて外部監査人は5人いて、その他の方は大学教授などだという。
監査人は今後、施設への立ち入りなどを通じて実態を確認し、違法行為があると判断した場合は、告発や公表によって活動を是正させるのだという。
「ひかりの輪」のウェブサイトをチェックすると、代表メッセージや各部局の活動レポートなど情報量が非常に多いサイトである。
http://www.joyus.jp/hikarinowa/
ただ、現在は、まだ「就任した外部監査人」の名前や経歴はアップされていない。
ぜひ、外部監査人情報の公表や外部監査の実施方法とその結果、および改善内容とその結果も公表して欲しいと思う。
こういった情報をオープンにしなければ、社会との融和が真に図られていくことはないであろう。
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