【よかったらメルマガ読者登録お願いします♪】↓
(パソコンでアクセスしている方)
http://www.mag2.com/m/0000218071.html
(携帯でアクセスしている方)
http://mobile.mag2.com/mm/0000218071.html
先月、実家のある千葉でマラソン大会のイベントがあり、中高の同級生と誘い合わせて出場することにした。
その話をしていたら、大会には出場しないが「応援や大会後の打ち上げには行くよ」という同級生もいて「プチ同窓会になって面白いよね」という話になった。
大会が終わって、「まずは汗を流そう!」と近くの温泉(スーパー銭湯?)に行くと、同じような行動パターンの人達がたくさんいた。
気のせいか、露天風呂の設定温度が少し高い気がした。
そのため、たいてい「1~1.5時間」は風呂やサウナにいる私も、珍しく40分ほどで風呂場を出てしまった。
あとあと考えてみると「スーパー銭湯の回転率を上げるためにもしかしたら、通常より設定温度を上げるなど工夫をしていたのかも??」と思った。
その後、「焼き肉で打ち上げをしよう!」と言うことになり、昼時を過ぎて、いつもの日曜日なら「ガラガラの時間帯」であるハズの焼き肉屋さんがとても混んでいる。
30分ほど待たされて席に通され、さらにわかったことは「食べ終わって店を後にした座席の片づけをする人手がいない」という状況だった。
つまり、
◇マラソン大会後にお店(焼き肉屋)を利用する客が多かった
◇お店は、通常の日曜日の人員配置(シフト体制)を敷いていた
のだ。
したがって、
◇座席待ちの客の数に圧倒されて帰るグループがいた
◇座席について、注文してもなかなか品物が来ない
◇したがって、機会損失があり、回転率も業務効率も悪い状況
だったのだ。
顧客満足度が高い一流ホテルで有名なリッツカールトンが、
(以下、引用)
常にシステム化を考えよう。
システム化によって誰でも同じ結果が得られるようになる。
でも、マニュアル化されると、みんな考えて行動しない
ロボットみたいになっちゃうんじゃないの?
って思うかもしれない。
しかし、それは逆である。
マニュアル化の効用は、使わなくていいことに頭を使わなくなることだ
(引用、ここまで)
と言っているが、まさにその通りだ。
マラソン大会は、今年で14回だから、周辺の商店にとっては、この日は、「毎年繰り返される状況」なのだ。
「ちょっと施設が混雑して混乱するのはこの日ぐらいで、全般的にはたいした影響はない」
と考え、特に、なんの対処も取らないのか、
「いや、施設を利用する人にとっては、この日の状況が良くも悪くもインプットされてイメージ的な影響は大きい」
と考え、この日のオペレーションをちょっと工夫するか、で、かなりその日の売上も顧客満足度も、お店に対する印象もだいぶ変わり、ゆくゆくは「お店の経営にも影響が出る」と思うのだ。
つまり、スーパー銭湯では、欲槽(特に晴天だったため露天風呂を利用する人が多い)の温度を上げるなどして、利用客の回転率を高めていたのだ。
一方、焼き肉屋では、「通常の日曜日のシフト態勢」を計画してしまい、「イベントによる利用客の増加」を頭に入れた人員配置計画をしていなかったのだろう。
ちなみに、スーパー銭湯はチェーン店ではなく、焼き肉屋はチェーン店だ。
たぶん、マネージャークラスの人事異動と言う意味では、「焼き肉屋さんの方が変化が激しい」と思う。
リッツカールトンではないが、「マネージャーのセンスや力量」に頼ることでうまく業務はまわるかもしれないが、「業務をシステム化しておく」ことが「より仕事の質を高め、余計なことに頭を使わずに済み、結果として顧客や内部オペレーションなどに良い影響が出る」と実感した次第である。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ256号より)
【よかったらメルマガ読者登録お願いします♪】↓
(パソコンでアクセスしている方)
http://www.mag2.com/m/0000218071.html
(携帯でアクセスしている方)
http://mobile.mag2.com/mm/0000218071.html