【よかったらメルマガ読者登録お願いします♪】
(パソコンでアクセスしている方)
http://www.mag2.com/m/0000218071.html

(携帯でアクセスしている方)
http://mobile.mag2.com/mm/0000218071.html


2011111日のフジテレビのニュースで、1031日に大阪府知事を退任し、1127日の大阪市長選挙に出馬する橋下徹氏の「マニフェスト」について報じていた。

そのニュースによると、橋下氏のマニフェストは、

◇大阪市が関西電力の筆頭株主であるという立場を利用した原発依存からの脱却

◇発送電分離による電力事業への新規参入の促進と競争による新電力供給体制の構築

◇大阪市の職員のおよそ3割、12,000人以上の削減

などなのだという。



現在、大阪市長選の動向は、週刊誌などの情報では、「現職の平松氏と橋下氏は互角」だという。

平松氏は、自民党の支援を取り付け、対立候補の橋下氏について、「彼は言葉の魔術師」「大阪都なんてできっこない」「彼は大阪市を壊そうとしている」などの非難を、マスコミを使って発信している。

また、各週刊誌や夕刊紙などでは、橋下氏の生い立ちなどネガティブキャンペーンともとれる報道が目立ってきた。



週刊誌などは「売れる記事」を報じるのが商売だから、ゴシップ記事を流すのは当然だ。

また、現職の平松氏も、自分の立場を死守するために、人気のある橋下氏をこき下ろすネガティブ情報を発信するのは当たり前だろう。

個人的には、大阪府政で実現できた「支出削減」を大阪市でもやって欲しいし、「大阪都」というネーミングはともかく、大阪府と政令指定都市の大阪市や堺市の「2重行政のムダ削減」も実現して欲しい。

2重行政のムダ」については、全国に20ある政令指定都市とその都市のある道府県共通のテーマであり、大阪で成功モデルが構築できれば、全国的に波及する話である。



ただ、「大阪府や大阪市の職員」をはじめ「現在の行政システムによる利得者」からすれば「脅威」である。

また、大阪市は「生活保護全国一」であり、「働かなくても生活保護をもらえばええやん」と考える市民なども多く存在する。

したがって「市が財政破綻しないように市民全体でムダを削減していこう」という市民より「市の財政破たんなんて関係あらへん、今まで以上に身を削って生活するのなんていやや」という市民も案外、多いような気がする。

だから、選挙戦は、橋下氏が当選した大阪府知事選のように「橋下氏圧勝」という具合にはならないように思う。



話は変わるが、選挙と言えば、1030日に投開票が行われた新潟県津南町議選で、東大大学院生の桑原悠氏(25)がトップ当選を果たしたという。
桑原さんは津南町出身で、内定していた魚市場への就職を断って出馬した。

津南町の抱える問題は、財政再建と高齢化への対応が優先課題であろう。

町議会議員の役割は、

◇市の予算案の審議

◇条例案の審議や提案

◇市長や市職員の仕事ぶりのチェック(議会での追及)

などがある。



しかし、町議会議員が「我田引水」系の議員であれば、本来の役割であるはずの「市政のチェック機能」はズブズブの関係で働いていない事が多い。

桑原さんのご実家や親せきがどんなお仕事をされているかわからないが、地元出身だけに、「建前とあるべき論」を前面に押し出して「町議としての役割」を果たすことは、もしかしたら「しがらみ」や「利害関係者からの圧力」などで困難を極めることになるだろう。

ちなみに、津南町の町議会議員の議員報酬(月額)は192千円で、政務調査費(月額)が5千円だという。



もうひとつ、「選挙話題」といえば、10月のソウル市長選(当選したのは無所属の朴元淳氏(55))は平日(水曜日)に行われたのだと言う。

投票率は48.6%で、当選した朴氏の確定投票率は53.4%

朴氏の支持者は、2040代の若年層サラリーマンが多く、帰宅時刻と重なる午後6時~投票締め切りの午後8時の投票率が一気に高くなり投票所では行列をなしていたという。

日本では、「選挙」といえば、「日曜日開催」が常識であるが、期日前投票の制度もあることだし、「平日選挙」を試しにやってみると、日曜投票ではレジャーなどで選挙をサボっていた層の投票が多くなり、興味深い選挙結果になるのではないかと思う。


【よかったらメルマガ読者登録お願いします♪】
(パソコンでアクセスしている方)
http://www.mag2.com/m/0000218071.html

(携帯でアクセスしている方)
http://mobile.mag2.com/mm/0000218071.html