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20111030日に大阪で開催された「第1回大阪マラソン」。

参加者は、約3万人、ボランティアスタッフは、約1万人だったというから、「大型の都市型マラソン」だった、といえるだろう。


今年は、「都市型マラソン」が全国的に続々と誕生している。

30日に開催された大阪マラソンをはじめ、1120日には神戸、311日には京都と相次いで関西の3大都市で「第1回大会」が開催される。


どの大会も人気の大会なので、出場は抽選、あるいは受付開始からすぐに「定員」に達したようだ。

また、2011年は、東日本大震災が3月に発生したので、「被災地ランナー」は参加料無料という措置が取られた大会もある。


3都」だけでなく、その他にも、政令都市移行記念として熊本でも第1回のマラソンが開催されるし、昨年(2010年)であるが、奈良では「第1回大会」が開催された。

このような「都市型マラソン」が各地で開催されるようになったのは、やはり石原慎太郎都知事の肝入りで始まった「東京マラソン」の成功が大きい。

東京マラソンの開催当初は、マラソンによる「交通渋滞」や「近隣住民への影響」「安全・治安」などで「都市機能不全」が危惧されていたが、実際に開催してみると「参加者とボランティアの連帯感」「走る人ひとりひとりの想い」などさまざなまドラマがあって「大成功」のイベントとなった。


今回の大阪マラソンでは、「からだの中のあらゆる細胞に変化できるiPS細胞(新型万能細胞)の生みの親」である京都大教授の山中伸弥氏も研究室のメンバー6人と出場し、4時間5308秒で完走したという。

山中教授のフルマラソン挑戦は、今回が約20年ぶり4回目の挑戦だったそうで、半年前から昼休みや夕方にトレーニングを重ねてきたそうだ。


ちなみに、山中教授のタイムは、1キロあたりに換算すると、約7分ペース。

ランニングの専門誌などで解説している専門家の話だと、「7分」というとジョギングペースで、小中校の体育の授業で普通に運動できた人なら、山中教授のように半年程度トレーニングを積めば、歩かずに走りきれると言われている。

つまり、素人が1キロ5分を切るペースで走ろうとすると、スピード練習が必要になってくるが、6分半~7分程度なら、ほぼ「長い距離を走りきるトレーニング」オンリーでOKらしい。


長い距離を走り切るには、

◇エネルギーとして糖質を使い切った後に、脂肪を如何に効率よく燃焼させるか

◇脚に酸素を供給し続けるために毛細血管を如何に発達させるか

という点が大きい。

つまり、燃焼効率をよくして、酸素をからだに効果的に供給できるように、体質改善することが、42.195キロメートルを走りきるために必須事項なのだ。


多くの市民ランナーが参加できるフルマラソン大会を開催するとなると、制限時間を6時間以内に設定することが必要になり、一般道を利用するために、交通規制を長時間敷くことになる。

そのため、大会運営が大掛かりなものとなるので、大会運営能力が劣る団体では企画しづらく、どうしても、「ランニングブームによるラン人口」に比較して、フルマラソンの大会の絶対数が少ない。

今後は、「エントリーすること」が「熾烈な競争」にどんどんなって行くに違いない。




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