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今年もあと残すところ2ヶ月半となった。

「音楽CD不況」と言われるようになってから久しいが、AKB48だけは、不況知らず。

今年発売された「桜の木になろう」「Everyday、カチューシャ」「フラインゲット」はすべて100万枚を突破している。

AKB48のあとに続くのは「嵐」であるが、それでも100万枚には遠く及ばない。

このAKB48の勢いはどこまで続くのだろう?



私の記憶では、AKB48が超メジャーになったのは、2010年夏の第2回総選挙あたりからだと思う。

2009年にも第1回総選挙を実施していたが、メディアの取り上げ方は、イマイチだった。

それが、第2回あたりからは、「誰が1位になってセンターポジションを獲る」とか「フロントメンバー入りするのは誰になる?」とか「神7を崩すタレントはいるか?」など芸能マスコミがかなり世間を煽って人気が一般化したように思う。



ただ、AKB48というのは、各タレントを抱える芸能事務所やプロデューサーにとっては、「タレントを売りだす手段のひとつ」のようである。

例えば、AKB48には、姉妹ユニットと言う位置付けで、20歳以上のメンバーで構成されている「SDN48」というグループがある。

このSDN48には、設立当初は、AKB48との兼任メンバーもいて、個人的には「AKB48としては、とうが立ったメンバーの新たな活躍の場(再就職先)」なのかな、と思っていた。



そのSDN48が、先日、20123月末でメンバー全員が卒業すると発表された。

全員卒業の理由としては、

◇現在の公演形態ではスカウトされる機会が少ない

◇メンバー個人の夢を応援した方がよい

と運営組織のウェブでは説明されている。

しかし、現実的には、

◇徐々に認知されて、2011年に発売したシングルは週間ランキングが3位になったが頭打ちでそれ以上期待できない

◇年齢が20代半ばのメンバーが多く、アイドルとしてのタイムリミットが迫っている

といった理由による、「リストラ」であろう。



要は、野球に例えれば「独立リーグの試合でそこそこ活躍してもプロや大リーグから声が掛からないなら、商売としてうまみが無いから興行を終了します」と言う感じであろう。



歴史を振り返れば、「おニャン子クラブ」や「モーニング娘。」から卒業したメンバーで、芸能界で生き残れる人は一握りである。

現在のAKB48でも、卒業後に活躍しそうなのは、201110月からの月9ドラマに出演している大島優子さんやCM契約が多くバラエティ番組での活躍も多い篠田麻里子さんぐらいで、AKB48では人気ナンバーワンの前田敦子さんやソロアーティストとしてブレイクした板野友美さん、おじさん達から人気の高い小嶋陽菜さんも「AKB48というユニットに所属してこその存在」とゆくゆくは化してしまう気がする。



つまり「そこそこ活躍していても、ドラマやソロ歌手、タレント、モデルなどで1本立ちできなければ、ユニット活動をするうまみはない」と言うことなのだろう。

なんだか、コアなファンとして応援してきた方の気持ちは置き去りにされているシステムだよな、と思う。

このビジネス、結果的には、儲かるのは「プロデュース側だけ」なんだろうか?


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