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NHK連続テレビ小説「おひさま」が2011年10月1日の放送で最終回を飾った。
「おひさま」は、NHKの朝ドラの放送が開始されてから50周年の記念作品と言う位置付けであったようだ。
そのため、主役は公募で選ばれるケースが多い朝ドラであるが、若手人気女優として地位を確立している「井上真央」さんがオーディションなしで抜擢された。
それにしても、「おひさま」の人気は被災地を中心に高かったようで、報道では「ドラマと現実」の区別がつかなくなった熱狂的な視聴者から「お米や金銭」を送ってくる“おしん現象”も起きたという。
番組の企画自体は、3月11日の東日本大震災の前に計画されたものであるが、被災地から人気が高かった理由は、おそらく、
◇避難所のテレビがNHKを放送していた
◇太平洋戦争当時が舞台であり、震災で家族を亡くした被災者の心境とシンクロした
◇主人公が小さな幸せを見つけて生きていく様が被災者の共感を生んだ
◇主人公の陽子の周りにいる人たちが魅力的な女性たちばかりだった
◇男尊女卑の時代なのに、登場する男性陣が控えめで誠実な人たちばかりだった
といった点が評価され、人気を博した理由であろう。
個人的には、仕事の都合で視聴できなかった放送回を除き、たぶん、感覚的には8割以上の回を視聴した。
男性俳優陣の中で印象的だったのは、主人公陽子の義父役を務めた串田和美氏。
役柄の影響もあると思うが、ドラマの中でいい味を出していて、また、違和感の少ない信州弁だったと思う。
串田さんは、実年齢的には69歳だそうで、もっとお若いと思っていたので、年齢を知った時はびっくり。
実年齢なら、息子役の高良健吾さんは23歳だから孫でもおかしくない年齢であるが、親子役がぴったりだった。(ちなみに、母親役の樋口可南子さんの実年齢は52歳)
番組全般に関しては、9月に入ってからは「もう終わっちゃうのか」と思ったぐらいだから、名残惜しさを感じる番組だった。
ただ、その一方、
◇陽子は「1922年生まれ」の設定なので現代版では89歳であるはずだが77歳の若尾文子さんが演じていた
◇陽子の担任の夏子先生は1912年生まれで現代版では99歳であるが、学校を経営し学長を務めている
という年代を深く考えてしまうと「???」という設定もあったが、そこは触れない事にしよう(笑)
それと、全般的に「いままで朝ドラを見なかった」という層にも評判がよかった「おひさま」であるが、個人的に気になったのは「陽子役を演じた井上真央さんの演技」だ。
私は、「キッズ・ウォー」シリーズや「花より男子」の「ざけんなよ」言葉を使った井上さんの演技が結構好きだ。
しかし、この「おひさま」では、ガラッとイメチェンして、「終始一貫」して「お嬢様言葉」だったので、頭の中で、その変化が最後まで「すーっと」入って行かなかったのだ。
それから、現代版の「若尾文子さんと斉藤由貴さん」についてであるが、ネットの世界では、
◇若尾さんの演技が上から目線で陽子らしくない
◇斉藤由貴さんの演技がオーバー
との声が当初から多数上がっていたが、全体を通してみると、「魅力的な人たちに囲まれた世間知らずのお嬢様」が「陽子」だったから、ぴったりだったのかもしれない。
あと、NHKの朝ドラによくありがちな「放送最終週に中心となった登場人物勢ぞろい」をちゃんとやってくれたので、よかった。
また、最終回で、満島ひかりさんが「出演を直談判」したと言われる現代版の育子(黒柳徹子氏)と真知子の現代版である司葉子氏と往年のスター勢ぞろいもよかった。
個人的には、現代版のタケオ(犬塚弘氏)や杏子(伊東ゆかり氏)も最終週は登場させて欲しかったな、と思う。
来週から放送開始となる「カーネーション」は、ファッション界のカリスマ「コシノ3姉妹」を育てた「小篠綾子」氏がモデルだという。
主役の尾野真千子さんは、地味な女優さんだから、前半戦の視聴率はかなり下がるのではないだろうか。
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