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2011924日付の産経新聞によると、「実現不可能と言われたタイムマシーンが可能になるかもしれない」実験結果があったという。

その実験結果は、923日に発表された名古屋大などの国際研究グループが実施した「ニュートリノが光よりも速い」という実験結果だ。


実験は、730キロ離れたスイスのジュネーブ郊外の町とイタリアのグランサッソーという町の2地点の間でニュートリノを飛ばし、所要時間を計るというシンプルな方法。

この方法で、ミュー型ニュートリノが299799.9km/秒の速度で、これは、光の速度299792.5km/秒と光よりも「1億分の6秒」早く到達したのだと言う。


1905年に発表されたアインシュタインの特殊相対性理論では、
◇物体は光速を超えることはできない

◇光速に近づいていくと時間の流れが遅くなり、光速になると時間が止まる

◇光速に近づいていくとその空間(長さ)が縮み、光速になると、空間が0になる

などといった結論が導かれており、この結論から、理論上は「タイムマシーンは不可能」とされているのだ。


ただ、この実験結果は、実験した2地点の時計を同期させる難しさなどあり、この「光とニュートリノの速度の差」が、事実なのか、誤差なのかは、まだはっきりしないらしい。

産経新聞の記事では、ニュートリノ研究が進められているスーパーカミオカンデ実験を率いる東大の鈴木洋一郎教授の談話が紹介されていて、昭和62年にノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊氏がニュートリノを検出した実験で、超新星爆発で出た光とニュートリノがほぼ同時に観測されたことから、「両者の速度に今回のような違いがあるとすると、ニュートリノは光よりも1年は早く地球に到達していなければおかしいことになる」と指摘しているが確かにその通りだ。


科学の世界では、新発見が発表されるたびに、他の研究者によって、検証や追試が行われ、その新発見が正しいものかそうでないかが証明されていく。

この結果についての結論が導き出されるのは、まだ数年はかかるだろう。


それにしても、この報道に関する各メディアの記事をよく読み、相対性理論とタイムマシーンの関係について、他の資料も調べてみたが、正直「光よりも速い物体が存在すること」が「なぜタイムマシーンの存在を可能にする」のか、自分には、よくわからない。

しかし、SF小説や「ドラえもんの世界」での「夢物語」と思われていたことが理論上可能かもしれない、という話は、非常に夢のある話であるな、と思う


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