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「ホントかウソ」か分からないが、子供の頃に読んだ本で「忍者が跳躍力を鍛えるために、生長が早い「麻」を植えて、その上を毎日飛び越える修行をする」という逸話があった。
「麻」という植物は、生育が早く、数ヶ月で4mぐらいになると言う。
仮に、「1日に2センチ伸びる」としたら、1週間なら14センチだからその変化に気づくが、「1日ごと」なら、その生長にはなかなか気づかない。
つまり、「気づかない程度にハードルを上げていく」ことが「自分の限界を自然と引き上げられることができる理想的なトレーニングである」という例えなのだろう。
2011年世界陸上(大邱大会)のマラソンに日本代表として出場した「公務員ランナー」こと川内優輝選手は、「ゴールした後に倒れ込み担架で医務室に運ばれる」姿が、印象的な選手だ。
これは「限界まで自分を追い込む」からだ。
マラソンを解説していた「2時間8分27秒の自己記録を持ち、マラソン戦歴15戦10勝」の瀬古利彦氏によると「一流選手でも限界まで自分を追い込む走り」は、なかなかできるものではないらしい。
では、「なぜ、川内選手は限界ギリギリまで自分を追い込むことができた」のか?
それは、どうやら、小学生の頃のマラソンの練習方法にあったのだろう。
川内選手は、子供の頃、近所の1周1200mの公園を母親に目標を与えられて走っていたという。
その「目標」とは、確か、「自己記録から5秒以内」で走れなかったら、もう1周。
そして、その「1周」(2周目)も「自己記録から何秒以内」で走れなかったら、もう1周。
さらに、その「1周」(3周目)も「自己記録から何秒以内」で走れなかったら、もう1周・・・という具合に、「常に現状の限界を少し超えられる程度の目標」を設定して練習をしていたのだと言う。
おそらく、川内選手の「限界まで自分を追い込む走り」の原点は「自分の限界を少しずつ超える目標」を小学生の頃に母親に設定されて、走っていたことによるものだろう。
つまり、「自分の限界を引き上げる」ためには、
【常に現状の限界を少し超えられる程度の目標を設定すること】
がポイントなのだ。
それと、もうひとつは、【モチベーションをどのように維持するか】である。
川内選手の場合は、おそらく、「母親から褒められること」が、最大のモチベーションだったのだろう。
詳細は不明であるが、きっと、「自己記録を1秒でも短縮した日」は、「母親から褒められて、ご褒美に好きな食事を作ってもらえる」などの工夫があったのだろう。
プロ野球の北海道日本ハムファイターズのダルビッシュ投手は、栄養バランスやカロリーコントロール、筋力トレーニングに関して「オタク」と言われるほど詳しい。
また、ストイックなまでに自分で決めた「肉体管理」のノルマを徹底しているという。
以前、テレビのインタビューで、ダルビッシュ投手が「理想の肉体や理想の投球ができた喜び」と「食べたいものを好きなだけ食べたいという欲望」を天秤に掛けたら前者の欲求が確実に上回る、というような話をされていた。
おそらく、ダルビッシュ投手の場合、「自分の理想」が達成できた時は、
◇自分自身の達成感
◇周囲から「すごい」と言われる優越感
◇達成したことによって得られる年俸など対価
などが得られる訳で、その姿を想像することによって、トレーニングを継続するモチベーションが維持できているのだろう。
ある友人が「奥さんの料理の腕を上げさせる」ためには、「褒めるのがうまい友人を時々自宅に呼ぶことだ」と言っていた。
つまり、「旦那さまの親友におもてなしをして旦那にも旦那の親友に料理を褒められ、素敵な奥さんだと思われたい」という欲求を作るのだ。
このように、目標とモチベーションをうまく設定することが、無理なく、料理の腕が向上し、レパートリーが増えていくという仕組みになっているのだろう。
したがって、「自分の限界を超える」ためには、
◆精神的に辛すぎない程度の目標達成度と方法をどのように設定するか
◆モチベーションを維持するためにどのような工夫をするか
が大きなポイントとなるのである。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ245号より)
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