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はやくも各メディアが「野田内閣」の支持率調査を実施している。
読売新聞が2011年9月2日の夜から3日に掛けて電話方式で実施した緊急全国世論調査によると、内閣支持率は、1978年の大平内閣以降では5番目に高い65%(不支持は19%)だったという。
しかも、この読売新聞の世論調査によると、
◇内閣人事について評価するが71%(各グループの議員を幅広く起用したため)
◇民主党の支持率が前回調査(8/27-28)の21%から28%に上昇
◇自民党の支持率は23%と変化せず
◇内閣を支持する理由は、「これまでの内閣よりよい」48%、「首相が信頼できる」17%、「政策に期待できる」12%など
だったという。
ちなみに、野田内閣より発足時の支持率が高かった4内閣は、
◇小泉内閣87%
◇鳩山内閣75%
◇細川内閣72%
◇安倍内閣70%
で、前内閣の菅内閣は64%だった。
個人的には、この「65%と比較的高い発足時支持率」は、マスメディアが作り上げたものだと思う。
「演説がうまい」「自分の言葉で語っている」「党内および内閣人事や経済団体へのあいさつから意外としたたか」「10分1000円の散髪屋を利用するなど庶民派」「パフォーマンスに走らず堅実」・・・といったマスメディアのご祝儀記事が、この高い支持率を生み出したのであろう。
鳩山元総理は、「二酸化炭素の25%削減」など鳩山イニシアチブや「(沖縄米軍基地について)最低でも県外」と「できもしない国民ウケすること」をバンバン打ち出し、菅前総理は、「俺が俺が」で「各大臣の手柄を横取りし、後で大臣の決定を反故にするコミュニケーションの悪さ」も露呈させた。
しかし、野田総理は「サッカーでいえば全体を見渡して的確なパスが回せるミッドフィルダーに徹してもらいたい」と、「俯瞰力」による「全体最適」「関係者の適切なコミュニケーション」「チームワーク(全員野球)」を標榜している。
この点も、まだ仕事をしていない現時点では「世論ウケ」が良い理由だろう。
話は逸れるが「チーム一丸となって、チームワークを結集して、事にあたる」ことを「全員野球」と「野球」に例えることが多い。
決して、いま、旬な「サッカー」ではない。
この理由を考えてみたが、野球であれば、ダルビッシュ投手のような「絶対的エース」がいなくても、並みの投手9人に、「1イニング1投手」ずつ投げさせ、「ベンチ入りした野手全員」を代打に送って総力戦で戦うことができる。
しかし、サッカーの場合、交代枠は、親善試合でもない限り原則3人まで。
したがって、ルール的にベンチをあたためピッチに出られない選手はいるから、「速いパス回しなどチームサッカー」はピッチ上でできても、「選手を全員投入」はできない。
したがって、「チーム一丸=全員野球」と野球が例えられるのであろう。
話を元に戻すが、輿石氏を党幹事長に据え、内閣にも小沢グループから2名登用したことにより、挙党態勢を演出しているが、前原政調会長の権限を強め、政調会長代行に仙谷氏を起用したこと、増税反対を明確に表明した人を内閣に入れなかったことから、「いよいよ消費税アップ、TPP推進」への道筋が動き出したといえるだろう。
また、野田氏のお父様の経歴詐称や外国人献金も発覚しつつある。
野田氏のお父様は、「陸上自衛隊習志野駐屯地第一空挺団隊員」と発表されてきたが、どうも業務課所属の自衛官だったらしい。
あと2週間もすると、マスメディアは手のひら返しの報道を始める。
野田内閣の真価が問われるのはこれからといえるのだろう。
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