【よかったらメルマガ読者登録お願いします♪】
(パソコンでアクセスしている方)
http://www.mag2.com/m/0000218071.html

(携帯でアクセスしている方)
http://mobile.mag2.com/mm/0000218071.html


2011821日に、ノサップ岬にある日本最東端の小学校「根室市立珸瑤瑁小学校(ごよううまいしょうがっこう)」をスタートして根室市役所をゴールとするワンウェイコースのハーフマラソン大会に参加してきました。



この大会は、北方領土の早期返還を内外に訴えることを目的として「誰でも参加できるスポーツ大会」として昭和57年に始まった大会で、今回で第30回を数えます。

ちなみに、主催は、社団法人北方領土復帰期成同盟、後援は、外務省、内閣府北方対策本部、財団法人北海道体育協会、財団法人北海道陸上競技協会、 北海道新聞社などそうそうたる組織、団体が名前を連ねている。



今まで参加したマラソン大会では、私の場合「荒川市民マラソン」や「札幌マラソン」が参加者数万人を超える大規模大会でしたが、開会式は、「なんとなく」はじまり、札幌マラソンであれば、上田市長のあいさつを応援で真駒内のスタジアムに詰めかけた選手の家族が「なんとなく」見ている、というものです。



しかし、この大会では「北方領土の早期返還を訴える」という目的があるせいか、スタート時刻はハーフ部門、10キロ部門、3.7キロ部門とも「1050分スタート」なのに、朝7時半に根室市役所に選手は集められ、大型バス10数台でノサップ岬までなかば強制的(笑)にノサップ岬まで選手は連れて行かれます。

ただ、このアイディアは、コースを逆走して開会式会場へ行くので、コースの下見ができてよかったです。



自分を変える”気づき”の話


そして、大会長(元北海道知事の堀内達也氏)のあいさつ、そして来賓の官房長官(代理)、北海道知事(代理)、北海道議会議長(代理)のあいさつ、そして選手代表による選手宣誓と、非常に「おごそか」に開会式が始まります。



私は、初参加の大会だったので、「とりあえず、開会式から閉会式までプログラムにしたがって参加してみよう」と思って、「流れ」に乗っていましたが、勝手を知っている何度も出場した選手は開会式会場の近くにある「北方館」でストレッチしたり、仲間同士で談笑したりして、くつろいでいました。



自分を変える”気づき”の話


スタートまで、比較的、間延びしているので、車で根室に来ている選手は車で移動すればよさそうですが、大会要項には「自家用車での移動禁止」が記載されているので、大会側が準備したバスで開会式会場、スタート地点への移動をしないとなので、このスケジュールに沿うしかないのです。

しかし、そのおかげで、「北方館」に展示されている北方領土の写真や歴史で、「早期返還の必要性」を日本人として考えさせられるわけですから、主催者としては、それだけでも「ひとりでも多くの人に早期返還への想いを伝える目的は達した」と考えているのかもしれません。



その後、ハーフ参加者は、スタート地点の根室市立珸瑤瑁小学校に移動し、「本人確認」のエントリーを済ませ、スタートまで1時間近くあるので、多くの選手は、小学校の体育館でストレッチしたり、校庭でアップしたりしていました。

私は、スタート30分前までストレッチ、その後、ゴールまで荷物を輸送していただけるので、荷物を預け、校庭でアップしていました。

いつもの大会だと、直前にトイレに行きたくなるのですが、この日は、練習量が私としては例年のマラソン大会直前に比べ多かったせいか、緊張感が殆どなく、トイレに並ぶ長蛇の列を横目で涼しい顔で眺めているぐらい、余裕がありました。



自分を変える”気づき”の話


スタート地点には、風速計、湿度計、温度計があったので、眺めると、風速は3~4mの追い風、湿度は82%、気温は18度と8月としては絶好の気象条件でした。

昨年の大会は、スタート時点で30度を超えていたらしいので、「暑さと風、上り坂」にめっぽう弱い私としては、助かります。



ふだんの大会では、参加者が多くて、あとで「知人が参加していたこと」を知るのですが、この大会は、参加者総数が700人程度のせいか、今回はスタート直前に、札幌で仕事関係の知人と遭遇し、びっくりしました。

その知人は、10キロは何回も出ているが、「ハーフは初」とのこと。



このコースはワンウェイコースのためか?、今年から陸連の非公認レースとなったようですが、ゆるやかなアップダウンがそこそこあり、バス移動で仕入れた「過去に参加した選手情報」によると、16キロ過ぎの上り坂がキツイ、というので、そこまで、どうやって体力を温存するかがカギのようです。



わたしのレース結果ですが、腕時計で計測した「記憶」ですが、

5キロ  2158

10キロ 4448秒(2250秒)

15キロ 6810秒?(2322秒?)

20キロ 9250秒?(2440秒?)

ゴール 9816秒(526秒?)

でした。

自己ベストはもちろん、初の「1時間40分切り」に、自分でもびっくりでした。

6月のルスツでは、「高低差68m10周周回コース」ということもありましたが、タイム的には「惨敗」でしたので、嬉しいです。

「このレベルの素人ランナー」は「練習量は結果を裏切らない」の典型でした。



自分を変える”気づき”の話


走りやすかったのは、「適度に風が吹いていたこと」と「陽射しはありましたが気温がそんなに上がらなかったこと」、「給水ができたこと」、「沿道の応援」が挙げられます。

このレースでは、給水は、5キロ、10キロ、15キロ、20キロ、スポンジが7.5キロ、12.5キロ、17.5キロ地点にありました。

私は、給水で足を止めるのが嫌なので、基本的に給水をしないのですが、今大会はスポンジがあったので、スポンジは、全箇所で取り、これが「給水」にも「顔を冷やすため」にもとても役立ちました。

あと、中間点近くまでは、断続的に海と海岸でこんぶを干している漁民の風景が見えて爽快です。

市街地が近付くと、応援が増えて、大会名簿を片手に、名前や出身地を呼んで応援する方もいて、不覚にも「涙がでそう」でした。

大規模マラソンだと、「頑張れ~」としか言われませんが、個々の名前や出身地を叫んでくれると「走るパワー」に変わりますね~(実感です)。



あと、特筆すべきは、「参加費の安さ」です。

なんと、1300円。

しかも、ゴールでは、おにぎり弁当(4つ)、スポーツ飲料、鉄砲汁(カニ汁)、銭湯の当日無料券が配布されます。

「遠方の大会」というのがネックですが、また、出場してみたい大会です。



自分を変える”気づき”の話


北海道でのマラソンは、雪が降るので、11月まで。

残りのレースも頑張りたいと思います。



【よかったらメルマガ読者登録お願いします♪】
(パソコンでアクセスしている方)
http://www.mag2.com/m/0000218071.html

(携帯でアクセスしている方)
http://mobile.mag2.com/mm/0000218071.html