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JALのウェブサイトで、「北海道の札幌から東京まで1000キロをタクシーで旅する」というツアーを募集していた。

http://www.jal.co.jp/domtour/shunkan/course2011/208/



ウェブサイトの情報から旅の概要を記すと、

◇札幌駅から1台のタクシーにずっと乗り通し

◇全行程は23

◇宿泊は、青森市内と仙台市内

◇催行人数は35人で、応募は1人から可能

◇料金は、105800

◇タクシーの車種は、3人の場合はクラウン、5人までの場合は、エルグランド

◇津軽海峡は2等船室利用のカーフェリーで渡る

◇気仙沼市や南三陸町で営業を再開した観光ホテルに立ち寄る

◇出発日は、826日、99日、30日、1014日、21日、1111日、25

という感じだ。



具体的な旅程は、

【初日】

◇札幌駅北口を12時半に出発

17時半~18時半、大沼で立ち寄り温泉

1915分~21時、函館駅前で夕食(フリー)

2220分~150分、フェリー(2等船室)

2時~915分、青森市内のホテルで宿泊

2日目】

915分~17時、高速東北道、国道45号を利用して三陸町、気仙沼町を巡る

17時~8時半、仙台市内のホテルで宿泊

3日目】

8時半~14時、高速を利用して東京へ移動

14時に東京駅前(丸の内口)で解散

だ。



私は、「鉄道やバス旅行」が好きな人である。

つまり「旅行は、目的地に行って楽しむだけでなく、目的地まで行く過程が旅の醍醐味」と感じる人だ。

しかし、このツアーの行程を見る限り、個人的な感想としては、

◆旅行で得られる付加価値のコストパフォーマンスが悪い

◆東京から札幌まで、あるいは東京から札幌までの移動費を考えるとさらに高い

◆気が合わなさそうなメンバーだと狭い車内で大半の時間を過ごすのはしんどい

◆殆ど移動しているだけで、「観光した」という気分にはまずならない

◆初日は、大沼の温泉ぐらいで、3日目は見どころゼロ

だと思う。



JALの募集ページには、

「北海道から津軽海峡、東北から北関東へと移り変わっていくこの行程の車窓は景観が雄大で、微妙に季節感の違いも感じ取れ、しかも早いペースでどんどん場面展開が進むので退屈は全く感じられません」

と記載されているが、うーん。。。



お年寄りなど、「自分で車を運転して同じルートをたどることが困難」な人の応募は若干あるかもしれない。

しかし、自分で自家用車を運転する、あるいはレンタカーやバス、鉄道を組み合わせた旅行計画が立てられる人なら、まず「応募しない」企画ではないかと思う。



おそらく、このツアーを利用した後は、「やっぱり長距離移動は飛行機に限るね!」という感想を生むだけではないだろうか。

ま、JAL企画の旅行だから、狙いは当然そこにあるのかもしれない。


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