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7月10日付のCOBS ONLINEが「聞き上手「ハヒフヘホ」の法則」を紹介していた。
この記事で紹介されていた、全国各地でセールスパーソン向けに保険営業のセミナーを行っている須長光男講師によると、保険のセールスで優秀な成績を出している人の多くは、「話し上手」ではなく「聞き上手」なのだそうだ。
須長氏が提案する、「誰でも『聞き上手』になれる『ハヒフヘホ』の法則」とは、
「実際に話を聞くときに、次の『ハヒフヘホ』を使って、あいづちを打ってみることだと言う。
具体的には、
ハ……「ハァハァ」(同意・共感、納得)、「ハーッ!?」(驚き)
ヒ……「ヒーッ」、「ヒェ~」(驚き)
フ……「フ~ン」、「フムフム」、「フンフン」(同意・納得)
ヘ……「ヘーッ!」(驚き)、「ヘェ」(感心)
ホ……「ホォ」、「ホォ~」(感心・感嘆)
となる。
要は、相手の話にあわせて、バリエーションをつけて『ハ・ヒ・フ・ヘ・ホ』を使い分けることがポイントなのだ。
振り返れば、関心のない話を聞いている時には、無意識に同じあいづちを繰り返している。
確かに、須永氏の提唱する「ハヒフヘホ」を意識することで、同じ言葉を繰り返さなければ、相手は「話をちゃんと聞いてくれているな」と感じ、好印象を持ってもらえるのかもしれない。
そもそも、「なぜ聞き上手」になることが必要かと言えば、「聞くことにより相手の警戒心を無くすこと」と目的である。
警戒心が相手にあれば、「相手に好感を持ってもらうこと」はまずできない。
したがって、
「話を聞いて欲しい」
「気に入られたい」
と思ったら、まず、相手の話を聞くことから始める必要があるのだ。
ちなみに、私も「相手と円滑なコミュニケーションをはかる方法」として、自分が聞き手の場合、実践していることがある。
それは、
◇「自分に期待される反応」を想定する
◇ロジカルシンキングのMECE と Why So?/So What? を考えて聞くようにする
の2点である。
念のため申し添えると、「MECE」とは、「各事柄間に重なりがなく、全体として漏れがない状態」 、「Why So?/So What? 」とは「なぜそうなの?だからどうなの?」の意味になる。
つまり、相手の話を聞いている時に「重複や漏れ」あるいは「話の飛びや流れの不明瞭さ」があれば、それを話している相手に質問をすれば、円滑、かつ、ロジカルなコミュニケーションが実現できるのだ。
また、「オープンクエスチョン」と「クローズドクエスチョン」をうまく使いこなすことも重要である。
「オープンクエスチョン」とは、答えが決まっておらず、相手に考えを自由に話してもらう質問技法を指すが、このオープンクエスチョンを使うポイントは、
1)6W3Hを効果的に使用する
2)会話の最初の段階では相手の話や返答には自分の意見を挟まずに、十分に聴いて、考えや真意を引き出すことを目的に質問する
である。
6W3Hは、What(なに)、Why(なぜ)、When(いつ)、Where(どこで)、Who(だれが)、Which(どちら)、 How(どんな方法)、How much(金額)、How many(数量)のことであるが、具体的には、
◇何が悪いのでしょうか?
◇なぜダメなのでしょうか?
◇いつ頃ならとお考えですか?
◇どんな方法がいいですか?
◇どのようにお考えですか?
などを質問として効果的に使うのである。
一方、クローズドクエスチョンとは、YES・NOで答えられる質問をして、本質を絞り込んでいく質問の手法のことで、使用する段階としては、オープンクエスチョンで、ある程度、相手の真意にあたりがついたら切り替えることがポイントだ。
つまり、
◇必要な項目にまとを絞る
◇具体的な質問をする
◇一つひとつを確実に切り分け、切り捨てる
◇2択を基本に質問する
◇最初は答えやすい質問からする
である。
以上を整理すると、
◆オープンクエスチョンとクローズドクエスチョンの特徴を理解し、それぞれを適切に組み合わせて相手から情報を引き出す
◆情報は聞き流すのではなく、意識していると、今まで気づかなかったことが見えてくる
◆会話や思考に困ったら、5W1Hから6W3Hへときめ細かさを追求する
ということになる。
相手と円滑なコミュニケーションを図るためには、「相手の期待される反応を想定」し、須永氏の提唱する「ハヒフヘホの法則」を使って相手の警戒心を解き、さらには、相手の話を単に聞き流すのではなく「MECEとWhy So?/So What? 」を意識的に考えて聞き、6W3Hを使って、少し突っ込んだ質問をする、ということが大事なのである。
このように書くと、ちょっと、大変に感じる方も多いかもしれないが、コミュニケーションのうまい方は、実は、このパターンをうまく駆使している。
無意識にできるようになるためには、慣れるまでは、意識的に実践してみることが必要である。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ237号より)
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