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2011730日付の読売新聞(電子版)で、「共学校なのに34年間女子しかいない熊本の県立高校が男子学生を獲得するために本格的に乗り出した」話題を取り上げていた。



この高校は「熊本県立第一高」だ。

記事によると、

2013年に創立110周年を迎える

◇戦前は女子高で、1949年に共学化された

1952年度は、全校生徒の約2割の300人が男子生徒になった

1977年度に3人の男子生徒が卒業してそれ以降ゼロになった

という。


この記事を読んだ時に、今年の夏の甲子園大会の愛知県代表に決まった至学館高校の系列大学である至学館大学のことが頭に浮かんだ。

2010年度から「中京女子大学」を改称して「至学館大学」に校名変更した学校であるが、確か、2007年度から「女子大」の名称のまま、男子学生の受け入れを開始したことで話題になった。

残念?ながら、2007年度に「初の男子学生」が入学したから、卒業年となる「2010年度」時点では「至学館大学」に改称されており、「中京女子大」名称での卒業証書授与とはならなかったハズである。


それにしても、「かつては、男子学生が在籍したが、その後34年間も男子生徒がいない公立高校」というのは、珍しいのではないだろうか。

もちろん、「以前は女子高で、その後共学化」した高校の男女比率は、女子が圧倒的に多い。

2010年のセンバツに出場した「東海大学付属望洋高校」も、1986年に共学化されるまでは「精華女子高等学校」で、確か今でも、女子学生比率が高いはずだ。

しかし、男子ゼロというのは、生徒側の問題というよりも「進路指導の時点」で、中学校側も男子生徒に「熊本県立第一」を勧めていないのであろう。


進学する側からすれば、「クラブ活動を楽しみたい」というのも、進路選択のひとつになると思うが、団体系スポーツクラブでは、人数不足で試合に出られない。

そう考えると、熊本県立第一としては、「男女共学推進委員会」で「男子生徒獲得作戦」を展開しているようであるが、単なる「お願い」をするのではなく、多くの中学に「足並みをそろえて男子生徒への進路指導」してもらえるような手を打つ必要があるだろう。

例えば、野球でも、サッカーでも、「なんらかの部活ができるように」獲得する生徒の的を絞るべきであろう。


それにしても、幼稚園から大学、サラリーマン時代と「周りに女子が少なかった」環境で過ごした私からすれば、「女子だらけの学校に入学した男子の気持ち」はどんな感じなのだろう?と思う。

高校3年次は、「理系男子クラス」で、大学も、私の学科は「女子ゼロ」だった。

そのせいか、数年ぶりに同窓生が数人集まって飲むことはあっても、「ちゃんとした同窓会をやりたいね」という雰囲気にもならない。

来年度の熊本県立第一の男子入学者数が何人になるか、注目したいと思う。


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