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2011年7月10日付の朝日新聞(電子版)によると、6月下旬から那覇空港で「不発弾などは機内へのお持ち込みができません」という館内放送と注意を促すポスターが貼り出されているという。
この「不発弾に対する注意喚起」は、6月に、東京からの修学旅行生が海岸で拾った不発弾を持ちかえろうとして、検査で発覚し、空港事務所が対策に乗り出したためである。
私は、6月下旬から7月初旬の約2週間近く、沖縄出張していたが、「不発弾持ち込みの注意喚起」の館内放送には気づかなかったが、ポスターが貼り出されているのには、気づいた。
ポスターのきっかけが「修学旅行生の機内持ち込み未遂」がきっかけとは。。。いやはや・・・。
沖縄の人なら「内地の人は、沖縄の特性を知らず、認識が低すぎる」と確実にいうだろう。
内地の私も、ただただ、驚きである。
事実、沖縄には、まだ、2千トンを超える不発弾が眠っていると言われる。
確か、条例だったと思うが、建設現場では、実質的な施工に入る前の調査で、「磁気探査」を義務付けている。
発見すれば、「警察署へ通報→自衛隊の出動・処理」という手順になることは、沖縄県民なら、誰でも知っている「常識」である。
ちなみに、米軍から返還された土地が地権者に戻る時に、沖縄防衛局では地下1mの深度で磁気探査を実施ているらしい。
しかし、実際には、1m以上深いところに眠っている不発弾もあり、検出されていない不発弾もまだまだ数多くあるらしい。
それにしても、「沖縄に修学旅行に行く」中学や高校では、
◇沖縄の歴史(特に太平洋戦争)
◇不発弾を見つけた時の手順
◇ハブに遭遇した時の対策
◇本土への持ち込み制限植物の知識
◇その他、沖縄の特性についての注意事項(例:熱中症対策など)
などをきちんと教育して、修学旅行を実施しているのだろうか? と疑問を感じてしまう。
修学旅行は、思い出作りという側面もあるが、月並な意見であるが、「あくまでも教育の一環」であり、旅行による見聞により、知見を広げ、多様な価値観を理解することも重要な役目であり、「遊びオンリーの旅行」ではない。
基地問題、原発問題など、「国内のロケーション上の理由から、これらを受入してくれている地域があることにより、今の日本が平和で、便利な暮らしができている」という理解が国民全体の共通認識として、不十分だから、「対岸の火事」として、捉えてしまうのであろう。
「無知」は、悪意がない。
だから、無知ほど厄介なものはない。
やはり、「教育は大事」だな、と思うのである。
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